雨上がりは晴れやかに
傷付いた心にバイバイ
あの人が悪い訳でなく
わたしが弱い訳でなく
ただ存在するそれだけ
思い出す嫌な気持ちは
いつまでも後生大事に
持たなくていいんだよ
その時の自分に聞いて
どんな気持ちだったの
その時の自分に伝えて
かけて欲しかった言葉
そうして手放してゆく
きっと上手くいくから
たくさん泣いたのなら
それだけ強くなってる
雨上がりは晴れやかに
闊歩して参りましょう
『泣かないで』
ふわりと吹く風
木々を揺らして
ヤドリギの緑色
オーナメントは
聖なる夜の彩り
世界の片隅には
キミへの贈り物
悲しみは預けて
機嫌良く過ごす
昨日より今日を
丁寧に暮らそう
ここから始まる
ここから始める
『終わらせないで』
わたしの中を通り過ぎた風
記憶を呼び覚ましたのは誰
水晶のような透明の向こう
陽だまりの温度を感じてる
偽りなんてひとつもなくて
存在していたのはあなたの
真っ直ぐな瞳に映るわたし
誰も知らないふたりだけの
『愛情』
陽のひかりは清浄をもたらす
豊穣には誰かの祈り陰にあり
来る日も来る日も安寧を祈る
今思いを馳せているのは何か
小さな鳥も真似すれば鳳凰に
なるのではないか天は照らす
心を映す和を以て貴しと為す
美しい世界へと澄んだ心へと
『太陽の下で』
夢の続きを探していた
アイシテルのは君だけ
言葉の端がほつれてる
気付かないフリをした
あの時もしも、なんて
生温い風が通り過ぎる
モスグリーンはキミの
好きな色だよ一度しか
着てくれなかったけど
『セーター』