たんぽぽの綿毛
風になる飛んだ
流れていくまま
身を任せたまま
どこかで降る雨
泣いてるように
洗い流すように
あちらこちらで
咲く色は陽の光
風は春を連れて
季節は巡ってる
『行かないで』
道を照らすは希望の光り
心の居場所は広く大きく
ふわりと浮かぶあの事は
北風を呼んでさようなら
いつまでも抱えていたら
雨に変わるよ気をつけて
誰かの変化を望むよりも
ご機嫌な自分でいること
口癖の中に秘密があるよ
よぉく見てごらんよ全て
自分が作り出したのなら
未来を変えていくのなら
『どこまでも続く青い空』
夏の終わり
蝉が鳴いた
力の限りに
命の終りに
山は遠くに
小さな私は
地上に立ち
天を見上げ
歩きやすい
道を選んだ
叫ぶことを
知らない道
『声が枯れるまで』
とても小さな願いごと
ふわりと浮かぶ雲の上
まだ青い色をした果実
ゆっくりとゆっくりと
赤く熟するその日まで
天に預けてこの場所で
わたしはわたしのまま
できることをするだけ
『はじまりはいつも』
風見鶏が北を向いた
カラカラと鳴いた夜
時の悪戯キラキラと
星の瞬きまたいつか
会えるよと揺れる月
魔法は解けたはるか
彼方にあるサヨナラ
きっとねきっとだよ
『すれ違い』