眠れない夜明けの白蒼
頭が冴えてるそんな朝
ノートとペン用意して
思うままに書き綴るよ
さらさら流れるように
思考を解放するといい
軽く行こうよこれから
呼吸は深くゆっくりと
大丈夫上手くいってる
『時を告げる』
しあわせのかたち
そらをみあげてた
かぜにふかれてた
さけびたくなった
どこからくるのか
おしえてくれない
みんなつかれてる
ちいさなしかくの
たいせつなものを
おしえてください
ゆれるなみのおと
はまべのあしあと
ちいさなわたしを
みつけてください
『貝殻』
綿菓子みたいなふわふわ
甘く溶けてゆくしあわせ
風に乗って運ばれてくる
それはいつも気まぐれに
誰かに伝えたかった言葉
醸造酒みたい熟成してる
美味しくなあれ蓋をする
喜びも悲しみも全部全部
生まれ変わる知っている
自分の歩いた軌跡だもの
輝きしか残らないきっと
あなたもそう思うでしょ
『きらめき』
キミの頬の生毛の
金色の光は夕暮れ
果物から滴る甘い
蜜に誘われた夏の
終わりのはじまり
それが恋だなんて
まだ気づいてない
時が止まればいい
遠回りした帰り道
『些細なことでも』
暗闇に染まる月
そっとおやすみ
期待と不安の間
ゆらり揺られて
忘れていたんだ
あなたの優しさ
あなたの厳しさ
泣きたくなって
思い出したんだ
見えないけれど
輝く月のように
『心の灯火』