どんな景色を見てきたの
どんな言葉を聞いてたの
優しい言葉をかけたかい
手のひらに宿る力がある
どんなことに使ってるの
その足で歩いているかい
どこに種を蒔いたんだい
瞳の奥を覗いてごらんよ
疲れてるなら休むんだよ
オツベルの白い象が言う
美しい瞳でこちらを見る
賢さは時に光を曇らせる
心を磨いておくといいよ
真実が必ず見えるから、
『鏡』
突然にやってくる情景がある
未消化だった感情が顔を出す
ちいさなわたしが叫んでいる
ここから出してと伝えている
陽のあたる場所はあたたかい
ちいさなわたしを抱きしめる
伝えてる言葉に耳を澄ませて
重たい気持ちにはさよならを
持つか持たないか自由だけど
磁石みたいに引き寄せるから
ふわふわの肌触りのよいもの
幸せに包まれていよういつも
心の中は自分にしか見えない
もし揺れ動く時が来たのなら
見つめる絶好のチャンスです
『いつまでも捨てられないもの』
夜空を見上げて思うのです
満ちてゆく欠けてゆく月を
私の心のように思うのです
あの日照らしてくれた私を
泣きたいくらい眩しい心を
教えてくれた隣にはあなた
夜が明ける昼空に浮かぶ月
あの澄んでいる青に染まる
生命の旅果てしなく続く道
私はわたしを見つける為に
『誇らしさ』
それがどんなに素敵なことか
伝えるにはどうしたらいい?
心を動かすには何が必要なの
雨が降る夢の続きは夏の夜の
一雫を天へと放つ空に溶ける
世界が変化するキミとボクと
あんなに側にいたはずなのに
いつでも笑い合っていたのに
『自転車に乗って』
今日みたいな暑い日は
さらさらと流れる川へ
ちゃぽんと足を浸して
ぱたぱたとしていたい
まあるい西瓜を横目に
冷えたら食べよう皆で
種を飛ばそう競争だよ
少しお行儀は悪いけど
気にしない気にしない
太陽が輝く誇らしげに
容赦なく照りつけるよ
短い夏は今ここにある
『心の健康』