優しいあなたのこころの中に
いっぱいに詰まっているもの
大切なもの、必要のないもの
コットンキャンディみたいな
ふわふわな白い雪をあげるよ
要らないものは溶けてしまう
大切なものだけ、残るように
軽くなると歩きやすいからね
『忘れられない、いつまでも。』
歌を忘れた鳥たちが
美しい声で囀るのを
木は知っていました
命に時間があるのを
天は知っていました
昨日より今日の日が
輝いて見えることを
私は知っていました
砂時計がさらさらと
静かな音色を奏でて
今どう生きるのかを
教えてくれるのです
『一年後』
シャボンの玉が
ふわりと飛んだ
あの娘へ届けて
南の風に乗せて
虹の光を見せて
さくらんぼの色
赤く染まる頃に
はじけて消えた
小さな私の物語
『初恋の日』
ひとつが終わり
ひとつが始まる
空は青いままで
花は風に揺れる
ふたつあるなら
愛が呼ぶ方へと
飛んで行きたい
『明日世界が終わるなら』
夜空を見上げた
星を探していた
月が見つめてる
瞬いた星ひとつ
君が僕にくれた
真実を探してる
地図にない宝物
僕しか知らない
永遠を照らして
『君と出逢って』