ねんねんころりよ
子守り唄を聞いた
眠りたくないのに
夢の中へと誘って
目を覚ました時に
隣に居ないことが
とても寂しかった
夜はいつまでも夜
眠りたくなかった
ずっと寂しかった
心の奥深くにある
手の届かぬ暗闇に
光りが差し込む時
私はわたしを知る
『生きる意味』
誰に染まることもなく
誰も染めることをせず
心を認め合えたのなら
私たちはひとつとなる
やがてそうなってゆく
心が見えるようになる
全てが美しい色となる
全てが輝く世界となる
『善悪』
キミを見つけたから星は流れた
大切な願いごと、叶うといいね
『流れ星に願いを』
土の中にいる神様
今日は天へ行く日
空にはまあるい月
最近は曇り空にて
時々晴れ間になり
さわやかな空色の
ネモフィラ揺れる
おいでよおいでよ
包まれたら極上の
幸せが待っている
いつか側で見せて
そうだ力を借りて
花をお迎えしよう
優しい君が好きだ
『今日の心模様』
肉体を脱ぎ捨てて
異世界へ旅立った
あの人を思い出す
こちらとあちらは
どちらか幻なのか
どちらも幻なのか
姿かたちを変えて
近くにいるような
遠くにいるような
私は子供のように
泣きたかったんだ
泣けなかったんだ
寂しいのは嫌いだ
『たとえ間違いだったとしても』