肉体を脱ぎ捨てて
異世界へ旅立った
あの人を思い出す
こちらとあちらは
どちらか幻なのか
どちらも幻なのか
姿かたちを変えて
近くにいるような
遠くにいるような
私は子供のように
泣きたかったんだ
泣けなかったんだ
寂しいのは嫌いだ
『たとえ間違いだったとしても』
ぽたりぽたりと
つららがのびた
ぬくもりのなか
つららがとけた
ふゆのおわりに
はるがはじまる
戦いは要らない
争いは要らない
こころがいたい
ぬくもりのなか
とけたつららは
だいちにかえる
ぽたりぽたりと
はるがはじまる
平和をください
『雫』
探しているんだ
いつのときにも
外側ばかり見て
足りないものを
あとどれくらい
あったらいいの
不安はどこから
来てるのだろう
満たされるとは
一体なんだろう
あなたとわたし
何が違うだろう
なんでもいいや
うやむやにして
忙しさに隠れる
何処にいますか
『何もいらない』
何かが変わる変わらない
今の自分が未来をつくる
怖がらせる人はだあれ?
心地良い自分でいるなら
何も恐れることはないよ
周りにあるものを大切に
秘めている力は大きいよ
幸せしかない未来を描く
思いの力は現実を変える
信じることから始まるよ
美しいものを見つけてね
『もしも未来を見れるなら』
キミがあまりにも悲しむから
空から手紙を書いて送ったよ
青い空のインクと虹色の便箋
想い出はいつもボクの胸の中
春のさくらのように色付いて
陽のひかりのように煌めいて
またいつかボク達は出逢うよ
キミを生ききること約束だよ
寂しさはあの空の星へ預けて
地球の美しさを心いっぱいに
ボクからの手紙はいつも
キミの瞳に映る全てなのだから
『無色の世界』