ミルキーウェイで待ってて
キミがとても泣いてたから
会う約束をしよう午前0時
虹色の龍の背に乗るように
優しくふわりと浮かぶから
心配要らないよ安心してね
流れる星を見つけたのなら
願い事ひとつ叶えてあげる
2月29日限定の特別切符
空にいるボクからの贈り物
『列車に乗って』
いつも見ている景色
いつも見ている人々
視点を変えて見たら
世界が少し広がって
呼吸がラクになって
嫌な事があった時は
俯瞰して見るといい
パチンと手を叩いて
理想の世界線に移る
自分の機嫌は自分で
心地良い場所に置く
普段と違う道を歩く
初めてのお店へ行く
知らない自分を探す
『遠くの街へ』
目を瞑り深く息をする
呼吸に集中し私に帰る
浮かんでは消えてゆく
ただ其れを見つめてる
ゆらりと揺られている
心地良い波に揺られて
夢を見る何もかも忘れ
『現実逃避』
幸せ探して旅に出た
あの子は何処へ行く
あの人がくれるはず
遠い目をして笑った
ボクは笑えなかった
言葉の裏側の気持が
心の中に流れてきた
この違和感がある時
お別れをするサイン
友達だけど友達って
ボクは薄情だろうか
さよなら、元気でね
あのときのあの子に
『君は今』
足早に駆ける街並みに
水色の香が立ち込めた
アスファルトに咲いた
たんぽぽが静かに唄う
彼方此方で囁くように
植物たちのハーモニー
ぽつりと咲く水玉模様
たんぽぽが静かに笑う
平等に愛を注いでいる
世界は愛に溢れている
『物憂げな空』