風が鳴く
無礼講だと雪が舞う
空は白色の向こう側
キミはその先にある
フォルダに溢れてる
被写体はいつもキミ
虹色を見せておくれ
風が鳴く
窓からただ眺めてる
荒ぶる風に踊る踊る
『逆光』
怖い夢を見たときは
人に話した方がいい
良い夢を見たときは
話さない方がいいと
子供の頃に聞いた話
よくおばあちゃんに
聞いてもらいました
そんな朝にはひとつ
梅干しを食べなさい
厄除けになるからと
教えてもらいました
梅干しオススメです
『こんな夢を見た』
あの日あの時の小さな後悔
もしも…なんて思うけれど
きっとこの道が最善なのさ
最善が今に繋がってるのさ
経験が自分を作っているか
未来から導かれているのか
もしや夢の中で時間飛行か
分からないから美しいのさ
色んな伏線を張り巡らせて
最高の人生に仕上げるのさ
『タイムマシーン』
この星に生まれた日
この場所を選んだ君
生まれたかったんだ
出逢いたかったんだ
経験したかったんだ
祝福の光りを浴びて
ご加護があるように
祈りの中に成長して
今此処に立っている
奇跡の中生きている
意識ひとつで変わる
描く所に向かってる
どんな未来がいい?
どんな自分がいい?
『特別な夜』
砂浜に波の音そよぐ風
慈愛に満ちたその色は
安心感と癒しを与える
大きな愛に包まれたい
人間は海に魅了される
波はゆりかごのように
風は子守り唄のように
生命の息吹を感じ取る
人間は生かされている
地球で生かされている
生と死を司る神が坐す
その足元は深い愛の色
人が踏み込めない領域
神聖な所であるような
漠然とそう感じるのだ
『海の底』