儚く消える夢となるも
降り続けば現実を知る
街の音はどこか遠くへ
白い世界にただひとり
雪降る夜はあたたかい
街灯の色を纏った風が
遊ぼうよと吹き付ける
私の赤いスノーダンプ
除雪は遊びじゃないの
自分との戦いなのです
『雪』
眠れない夜は未来を描こう
心踊るようなときめく夢を
夜空をキャンバスにしよう
月明かりが照らしてくれる
誰にでも幸せの権利がある
誰にでも喜びの権利がある
忘れていた事を思い出して
アイのチカラがあることを
御心に備わっていることを
『君と一緒に』
山頂から町を見下ろす
小さく見えるボクの家
ダイヤモンドみたいに
空気が眩く光っている
冷え込んでいる証拠だ
この景色が好きなんだ
何度も瞳に焼き付けて
無心で滑り降りるのさ
晴天は視界良好で最高
子供は風の子元気な子
寒さは少し我慢をした
澄んだ青はスキー日和
『冬晴れ』
四つ葉のクローバーを探すよりも
シロツメクサの白い花を見つけて
ひとつひとつ美しく編んでいくよ
可愛いティアラが出来たのならば
ボクは捧げるのさ大好きなキミへ
『幸せとは』
生まれたての光り
新しい日の始まり
生命が呼吸をする
眩く色付いた景色
美しく澄んだ空気
そっと瞳に映して
私も生まれ変わる
陽の光が見ている
どう生きるのかを
どう過ごすのかを
『日の出』