まあるいひとみ
こころのなかを
みとおすような
きれいなひとみ
きまぐれなキミ
あまえてみたり
じゃれてみたり
しらんかおして
とおりすぎたり
ふりまわされて
なにをされても
ボクはしあわせ
だいすきなキミ
『子猫』
白くて小さなふわふわが
空から幾つも降りてきた
少し早い贈り物を連れて
秋の風がイタズラに笑う
この季節はキミを思うよ
元気でねそれだけだけど
あの人に届けておくれよ
温もりを思い出すように
秋の風がイタズラに吹く
ボクのこころの中に吹く
冬が来る、キミは来ない
見えない月の光が照らす
凍えそうなこころの奥を
『秋風』
ゆきが降ってきたよ
空が悲しい色をして
誰のことも
思い浮かぶことなく
ただ悲しい色をして
『また会いましょう』
心が呼ぶほうへ
愛が呼ぶほうへ
求めているもの
探しているもの
価値観の違いで
離れていくひと
さようならキミ
ボクは穏やかに
過ごしたいだけ
ボクの人生には
必要がないもの
『スリル』
きっと誰もが持っている
見えないけれど必ずある
この土地で歩むようにと
隠されたものなのだろう
翼はね飛ぶ為にあるんだ
飛び方を忘れただけだよ
キミが強く願った時には
大きな翼が見えるはずだ
はばたく準備が出来た時
美しい翼が見えるはずだ
輝ける場所は何処なのか
自分自身だけが知ってる
何事も諦めてはいけない
信念は岩をも動かすのだ
『飛べない翼』