どのくらい眠っていたのか
目覚める時を迎えたようだ
道程が眩く照らされている
今はまだ夜が明けたばかり
焦らずにゆっくり進むんだ
周りをしっかりと見渡して
キミの大切なもの見極めて
忘れかけていた夢を抱いて
『一筋の光』
見えない鎧を着け
戦い抜いたその姿
乗り越えた哀しみ
誰にも言えないで
内に秘めた思いは
何年もの時を経て
ゆっくりと熟成し
芳香を放ち始める
貴方の一部となる
隠れた魅力となる
背中が物語っているのです
『哀愁をそそる』
母の面影がある
父の面影がある
切れ長の瞳には
光が宿っている
鏡の前に立つ時
怒ったりしない
泣いたりしない
等身大のボクが
こちらを見てる
生きてきた姿だ
生きていく姿だ
懸命に歩くのだ
『鏡の中の自分』
キミの好きなところを
思い返してしたためる
通り過ぎていく日常が
立ち止まり色濃く残る
100個見つけたなら
大好きなキミに贈るよ
ボクは静かに目を瞑って
身体の機能に感謝をする
美味しく食事を摂れたこと
一日を無事に過ごせたこと
ひとつひとつを思い出して
ありがとうの言葉を伝えて
眠りへと誘う魔法なのです
『眠りにつく前に』
探しているのです
変わらずに此処に
あるものなのでしょうか
願うものなのでしょうか
誓うものなのでしょうか
ボクは見つけられるのか
見えていないだけなのか
『永遠に』