見えないなら
立ち止まって
自分の感覚を
研ぎ澄ませる
何に気付くか
誰かいるのか
何もないのか
迷い込んだか
此処は何処だ
進めないなら
声を上げ叫べ
私は此処だと
見えたものは
気付くものは
大切なものは
『暗がりの中で』
キミに眠る思いは誰のもの
胸に秘めた情熱は誰のもの
真綿で包むように
優しく抱きしめて
そっと
手放して
翼の生えた言葉は
愛を携えた思いは
美しく舞いながら
誰かの心を温めて
また飛び立つ時を待つのです
そのときを静かに待つのです
『愛言葉』
遠くなる背中を見つめた
繋ぎ止めることはしない
キミが選んだことだから
もう一度考え直さないか
あの時素直に言えたなら
人生は変わっていただろうか
もしかしたらその言葉を
キミは待っていただろうか
時が思い出を美しく彩る
いつまでも思い出すのは
キミの笑ってる顔ばかり
『行かないで』
日々ボク達は選択をしている
何を感じてどう生きるのかを
心が満たされている時には
人は誰かを傷つけるだろうか
満たされない心がある時には
誰かにぶつけていいのだろうか
キミは、
どう思うだろうか
『どこまでも続く青い空』
木枯らし吹いて
イチョウ並木が
さわさわ揺れる
金色の葉っぱが
祝福するように
舞い降りるんだ
アスファルトが
ゴールドを纏う
ボクは空を見て
ゆっくりと歩く
ホットココアが
飲みたくなった
『衣替え』