受け入れ難いことに直面したとき
仲間内に裏切られたと感じたとき
築き上げた塔が少し傾きはじめた
ボクの知らないキミの顔を知った
宝石箱の中の煌めきを追いかけて
共に笑い共に泣いて過ごした時間
ボクにとってかけがえのない日々
キミにとってもそうだったはずだ
この塔はね簡単には崩れないんだ
共に歩いた軌跡が塗り固めている
キミからの言葉を引き出すために
ボク達は此処に集まってるんだよ
たったひと言それだけでいいんだ
キミの美しい心を見たかったんだ
『奇跡をもう一度』
ゆうがたにさく
あさにさよなら
ゆうがおのはな
たそがれぐさは
なにをおもって
さいているのか
だれをおもって
とじてゆくのか
はかなきおもい
よるにあずけて
『たそがれ』
幾つもの夜を越えて
ボクは作られてゆく
今日生きていたこと
心が動いていたこと
平和で過ごせたこと
幸せを見つけたこと
それは奇跡の連続で
当たり前でないんだ
いつもの朝を迎える
ボクはこう願うんだ
『きっと明日も』
ただ眠りたい何もかも忘れて
ボクから全ての音が遠去かり
夢の中へと誘うのは誰なのか
とろとろと溶けていく様子を
窓の向こうから見ているのは
ああそうか満月だ今夜は名月
何も言わずにこころを照らす
ああキミの光は気高く美しい
抱かれて純白に輝く繭の内へ
ただ眠りへと何もかも忘れて
『静寂に包まれた部屋』
去るものは追わず
別れる時は美しく
本心はひた隠して
格好ばかりつけて
本当の事言ってよ
行くなと言ってよ
しっかり繋いでよ
好きだと言ってよ
さようならなんて
言いたくないのに
『別れ際に』