去るものは追わず
別れる時は美しく
本心はひた隠して
格好ばかりつけて
本当の事言ってよ
行くなと言ってよ
しっかり繋いでよ
好きだと言ってよ
さようならなんて
言いたくないのに
『別れ際に』
ひとつだけを見てたなら
気がつかないことがある
下を向いて泣いていたら
気がつかないことがある
よく周りを見渡してみて
さよならのあとには虹を架けるよ
雨が止んだら空を見上げてごらん
『通り雨』
まけるなまけるな
じぶんにまけるな
たにんにまけるな
おいこせおいこせ
じぶんをおいこせ
きたかぜをおこせ
くもをふきとばせ
たかいそらをみよ
あおいそらをみよ
葉を落し実を落す
根は生きているか
腐ってはいないか
生き抜くためには
しっかり根を張れ
また春が来るのだ
また春が来るのだ
『秋』
月がこころを写してる
今夜の月は滲んでいる
秋明菊が小さく揺れて
元気出してと微笑んだ
隣家の楓が伐採された
人間の都合で植樹され
人間の都合で伐採する
風がボクに伝えたんだ
キミはどうしたいのと
『窓から見える景色』
白くてふわふわした
マシュマロみたいに
陽だまりに抱かれて
お昼寝するみたいに
ゆっくりと健やかに
呼吸をするみたいに
柔らかくおだやかに
キミが空気を変える
ただ側にいるだけで
『形の無いもの』