月がこころを写してる
今夜の月は滲んでいる
秋明菊が小さく揺れて
元気出してと微笑んだ
隣家の楓が伐採された
人間の都合で植樹され
人間の都合で伐採する
風がボクに伝えたんだ
キミはどうしたいのと
『窓から見える景色』
白くてふわふわした
マシュマロみたいに
陽だまりに抱かれて
お昼寝するみたいに
ゆっくりと健やかに
呼吸をするみたいに
柔らかくおだやかに
キミが空気を変える
ただ側にいるだけで
『形の無いもの』
色んな角度から見渡すことによって
物事を客観的に考えるようになるよ
て、誰が話していたんだっけ
ボクは高い位置から見渡した
ここから見える景色が好きだ
硬い枠組みの中に入ってると
なんだか少しだけ安心できた
泣きたいときもあったけれど
外の世界から見られるようで
ボクは少しだけ我慢したんだ
周りばかり見ていて気にして
ボクが逃げてたのは何からだ
キミじゃないボク自身からだ
『ジャングルジム』
こころのなかと
あたまのなかを
のぞいてごらん
おんなじなのか
ちがっているか
あちらとこちら
えらんでいきる
きょうもいきる
あしたもいきる
いつまでつづく
いつかはおわる
しあわせですか
たのしいですか
きいていますか
こころのおとを
『声が聞こえる』
冷たい風が頬を撫でた時
心がチリリと泣いたんだ
イチョウが木を揺らして
道路を黄色に染めたんだ
バスから手を振ったキミ
また明日と優しく笑った
心がトクンとなったんだ
ボクはまだ気付いてない
キミはもう気付いたんだ
『秋恋』