懐かしく思うこと


玉響に
胸を掠めれば

時の流れがじんわりとする

今此処にある素晴らしさ

もう一つの物語


過去をなぞる

たらればな
フィクションは

嫌い

暗がりの中で



ポラリスが輝く居場所

気持ちが浮上する

大切な形

紅茶の香り


一息の中心を
かけぬける

もう一つは
君の声　

欲張って
君の笑顔
その頬に触れたい

五感全てで

愛言葉


とわに　ちかう

ひらけ　みらい