5/12/2026, 11:42:07 PM
子供のままで、あなたの温もりに包まれたままで、居させてください。
あなたの柔らかい胸に頬を押し当て、あなたの鼓動を聴く私の小さな耳。
あなたの子守唄を聴きながら小さく息を吐き眠りに落ちてゆく。
安寧と幸福に満ちた私とあなただけの時間。
恐怖に震える声も焼けるような痛みも、ここにはないのです。
もっとここで、子供のままで、居させてください。
5/12/2026, 12:00:44 AM
心臓の奥がちぎれそうな感覚に陥る。
必死に愛を叫ぶのは私の中に居る小さな、10歳の私だった。
「お母さん!お母さん!待って!行かないで!私を見て!抱きしめて!!」
陽炎の向こうに消えてゆく母の後ろ姿に、幼い私の声が届くことはない。
5/11/2026, 7:25:37 AM
庭先を2頭のモンシロチョウが舞っている。
草の色が活き活きとした緑に変わって、命を張り出すかのように鮮やかに花を咲かせている。
乾いた風は春の匂いを運び、私は思わず深く呼吸をする。