12/2/2025, 12:46:24 PM
君がくれた贈り物の中身を
僕はまだ、見ていない
"俺が死んだら開けてな!"
って、言ってきたけど。
やっぱ、僕もそっちに行ってからにするね
君と一緒に開けて、思い出話したいからさ。
12/1/2025, 11:10:21 AM
凍てつく空に、やけに目を惹く星がひとつ。
"人は死んだら星になるんだぜ
んで、その中の一等星が俺!"
…なんて、言っていたお前なのか。
この一等星は、
あの笑顔によく似た美しく残酷な輝きをもっている
11/30/2025, 10:51:21 PM
君と紡ぐ物語はきっと…
この世の中にとって、
どうでもいいものなのかもしれない。
だからせめて僕たちだけは、
その物語のエピローグまで大切にしよう
11/30/2025, 2:24:37 AM
"×××!"
貴方の姿を見つける度に名前を呼んだ。
貴方もそれに答えてくれた。
でももう思い出せない。その失われた響き。
いずれ貴方のことも私自身さえも分からなくなる
―×××、ごめんね、ごめん…
11/26/2025, 11:28:40 AM
紙コップから続くこの糸は、
一体どこまで繋がっているんだろう。
いつもは、
話しかければ返ってきた声も今日はない。
―あぁ、そうか。今日は××の日だ。
時を繋ぐこの糸は、物こそあれどもう意味はない。