2/10/2024, 1:01:01 AM
『記念日に』
今日も記念日が作られる 誰もが知ってる祝日か あるいは私だけの特別な日か 聖蹟桜ヶ丘の階段に花束ひとつ 歩道橋から探すよ 白い車だけ せめて気持ちだけは海へ 砂のベッドで眠りたい
2/8/2024, 9:17:08 PM
『氷解』
駅前徒歩5分 カフェで氷が汗をかく やや薄暗い灯りが灯り スマイルマークのコースターが浮かび上がる 午前7時のモーニング 新聞紙の穴から世界が見える
2/8/2024, 3:53:30 PM
『誰にも言えない』
見えない境界線に怯えてる 日々の地雷に気づいたら
終わってしまう気がする ロングコートが背中を丸めて歩いてく 襟をたてるその仕草 以前、映画でみたような気がする 気持ちの内は誰にも言えない
昔から私はそうだったって しらをきる
2/6/2024, 2:32:40 PM
『時が止まる』
時計の針が動かない さまざまな事情が絡んでる
致し方がないと諦める人 はなから興味のない人
必死に時を進めようとする人 私を含む傍観者
止まった時の中 人々が交錯している
2/5/2024, 2:21:29 PM
『メッセージ』
メッセージ 光の速度 あなたへと 溢れる想いが
流線形に 星屑ぜんぶ 金平糖に 食べきれないよ
言葉より遥かに速いメッセージ あなたの心に突き刺さる