9/1/2023, 4:25:12 PM
『漂流する言葉』
離島の海岸 尊い生命が海月になった 海獣たちは不可思議に離島の周りを連なり泳ぐ これは弔いなのだろうか? 言葉では無い何かによって 生命が浮遊するのを目の当たりにした
8/31/2023, 9:17:03 PM
『当然』
明るいきざしが閉じたノートを躍らせる 心が足りないのか 足す必要もないのか 答えはなくて探す必要さえない 当然のごとく呼吸をして ご飯を食べて眠たくなれば ベッドになだれ込む そして目を覚ます
アンティークの家具に囲まれた夢の余韻に浸りながら
8/30/2023, 1:36:48 PM
『香り』
眠りに誘われる香り 夢の入り口で足元を確認する
白いシューズにチューイングガム 厭な気分を引きずり歩く 不快不快不快 仄かに香るシトラスが不快を更に煽るんだ 夢の出口でカレーの香り 空腹空腹空腹 人参はひとくち大 理想は香りに表れる
8/29/2023, 3:52:34 PM
『無言電話』
ハートのクッキー喉に詰まらせ 押し黙るただ押し黙る 電話なので 沈黙は永く感じる 暗闇続くトンネルか はたまた雲雀の瞬きか 話すことは重要なのか
そもそも必要なことなのか
8/28/2023, 1:35:48 PM
『君のドアをノックする』
朝の深呼吸が惑星ひとつ吸い込んで タペストリーの幾何学模様 緋色の渦がぐるぐる廻る 突然ですが
君を迎えに行く 塞ぎ込んでいるのなら 話しを聴くよ もしかしたら 笑顔も提供できるかも? 君のドアをノックする そのドアが開く時 僕の新時代が始まるだろう