「街」
某夢の国。
1度だけ行ったことがある。
街灯やイルミネーションで夜とは思えないくらい明るい。明るいはずなのに。
自分の心の暗さを浮き立たせる。
虚しい、惨め、後悔、怒り、、
どの感情に支配されていたんだろうか。ぐっちゃぐちゃの心で絞り出した嘘をついた。
数年後、ただの夜の街、というか建物の周りの街灯を見た時に感情が全部フラッシュバックした。
自分には都会は無理だなと確信した。
「誰にも言えない秘密」
秘密は秘密であった方がいい場合が多いと思う。
一人で抱え込むというと良くない感じがするが、重大なミスを隠してるとかでない限りは聞かれても話す必要なんてないと思う。
「聞かれないから言わない、聞かれれば答える」くらいのレベルは秘密とは思わない。
「聞かれないから言わないし、聞かれても答えない」だと思ってる。
その方がミステリアスで素敵に見えるでしょしらんけど
「失恋」
好きな人の好きな人が気になったり、
一言挨拶できたとか、一瞬目が合った気がしたとか、
ほんの些細なことで気持ちが舞い上がったりする。
片想いの時期がきっと最高潮なんだろう。
失恋したら?好きな人の好きな人が自分以外の人だったら?
これまでの幸せと同じ絶対値の悲しみとか、惨めな気持ちに襲われる。
杞憂なのかもしれないけど、一度経験したら自分の中に壁を作ってしまう。予防線を張ってしまう。
メリット全部捨ててでも自分を守ることを優先してしまう。
「実際、私の心はまっ逆さまに落ちることを恐れてあらゆる同意から離れていたのであり、この留保によって殺されていたのである 」
アウグスティヌス 告白
「半袖」
うちの中学校では体操服が長袖と半袖があったのだが、ほとんどの人が長袖しか着なかった。冬はもちろん夏でも長袖を捲っていた。
半袖の生地が嫌いだった。たったそれだけの理由で思春期の自分には十分だった。
「天国と地獄」
表現として、天国から地獄へ叩き落とされるということはあっても地獄から天国に一気に行くことはほぼないと思う。地獄へ堕ちるのは一瞬で天国へ行くのは徐々に昇る他ない。