とーる

Open App
5/29/2024, 1:28:36 PM

時が止まったと思った
自分が何を言ったかわからなくなった
どうしてあなたが固まっているのかわからなくなった
しばらくして気づいた
また何かやってしまったんだと
すぐに謝ればよかったんだ
あのとき「ごめんなさい」の6文字さえ言えていれば
それさえできていればもっといい未来があっただろうに
一生悔やむんだろうな
あなたに謝らなかったこと

5/26/2024, 12:57:52 PM

「…月が綺麗ですね」
満月の夜、溜息とそんな独り言を零す
いつかあなたに伝えられますようにと月に願いを込めて

5/23/2024, 12:14:30 PM

逃れられない
目の前のこいつから
いくらでも目を背け続けることはできる
けれどそれには相応のツケが回ってくる
今はそれの清算をしないといけない
決して逃れることはできない
だけど
だけど今まで目を背けてきた分
向き合うのが怖い
自分と
この目の前のテキストと向き合うのが怖い
いかに自分ができないやつかを思い知るのが怖い
嫌だ、やめてくれ、現実なんて見たくないんだ…!
全部投げ捨ててどこか遠くに旅に出たい
勉強から逃げ続けていたい
受験など知らんぷりして遊び続けていたい
けれどどうにもこいつらからは逃れられない

5/22/2024, 10:22:18 PM

「また明日ね」
なんて、そんな他愛のない言葉を交わせるような仲になりたかった

5/22/2024, 5:30:14 AM

透明人間になったみたい
貴方にも
あいつにも
この人にもあの人も
どいつもこいつも私のことなど見えていないかのように振る舞う
もしかしたら本当に私は透明人間で
誰からも認識されていないのかもしれない
自然と涙が溢れた
私は悲しいんだろうか
それとも悔しいのだろうか
自分自身でも自分を捉えられなくなっていく
透明になっていく
鏡に映る自分の顔が涙でぼやける
涙を拭ったら自分が消えている気がして
怖くて鏡から目をそらして部屋に篭った
布団の中で夜通し泣き続けた
苦しかった
それでも時間はどこまでも無情
目が腫れて涙でべちゃべちゃの私の顔を朝日が容赦なく照らす
いつまでこんな日々が続くんだろう
全て終わってしまえばいいのに
そんなことを考えている私は
自ら命を絶つことなど怖くてできない臆病者なんだ

Next