お題:言葉にはならないもの
お題:やさしさなんて
私には今気になってる人がいる。かといってその人と仲がいいのかと言われたら首を横に振るだろう。それくらいの関係だ。
2025/08/11 17:29
お題:心の羅針盤
お題:またね
私の友達は帰る時決まって言う言葉があった。それは「また明日ね」だった。
これは私が幼稚園に通っていた時の話。私はその子とすごく仲が良かった。部屋で一緒に遊んだり、外でも一緒に遊んだり、行事がある時もその子とどこかに行く時もずっと一緒に居た。元々仲が良かった訳ではなかったが、気づけばその子は1番近くにいてくれる友達だった。朝は''おはよう''から始まり帰りは''また明日ね''で終わった。そんな3年間だった。そう「だった」。
幼稚園を卒業したら次は?そう、小学校。私が通っていた幼稚園は家から30以上かかるところ。その子と小学校は違った。それどころか同じ幼稚園から同じ小学校に通う子は誰1人といなかった。それを知った時とてつもなく悲しかったのは今でも覚えている。
そして迎えた卒園式。私にとっては絶対に訪れて欲しくなかった日だ。卒園式も終わり、写真撮影が始まった。その頃には私の顔は涙でぐしゃぐしゃだった。先生との別れもすごく悲しかった。でもそれ以上にその子と別れることになってしまうのがとてつもなく嫌だった。その子とも、一緒に写真を撮った。
そしてついに来てしまったお別れの時間。その子は私にこう言った。
『またね。』
私はその言葉を聞いて喪失感をものすごく感じた。あぁ、もうこのことは会えないんだ。って、でもその子は続けて言った。
「また、いつか会おうね、またね」
その言葉がとても嬉しくて、その友達が見えなくなるまで手を振り続けた。
2025/08/06 19:58
お題:泡になりたい
「泡になりたい」
こう感じる事は人生でほぼ無いだろう。
そんな中私がこう感じた時の話をしようと思う。
私ばずっと人の邪魔にならないようにことの荒波を立てないように過ごしてきた。
それは何に関しても基本的にそうだった。周りのなんとなくのノリでなった学級代表クラスの人数は31人。ひとつの事を決めようとすると当たり前に喧嘩が起こる。その喧嘩の仲裁役それが私だった。
何年経とうとそれは変わらない。ジャン勝ちが代議委員という謎のルールにより運がいいのか悪いのか、その役割に着くことになってしまった高校2年生。今度はクラスが24人。人数自体は結構減った。喧嘩こそ減ったが無視が増えた。興味が無いのだろう。ジリジリと近づいてくる文化祭。文化委員というまとめ役はいるものの、担任が代議委員も参加しろ。ということになり、それならばやってみようと思うもまぁそう上手くは行かない。分かりきっていたことだった。それなりに上手くまとまるように誘導といっても言い方が悪いが、も頑張った。まぁ結局は仲裁なんだなと感じながら過ごした日が多かった。
仲裁だけしていても喧嘩は必ずどこかしら、何かしらで起こる。私のクラスも起こった。理由は…よく覚えていない。高校生の喧嘩だ。そうそうすぐ治まるわけが無い。しかも私より幾分かも大きい人相手に。どう考えても止められるわけが無い。なのに大人や周りはこっちを見て「早くとめてくれ。」と言わんばかりの視線を向けてくる。出来るものなら既にやってるよ。
『泡になりたい。この場から消えてしまいたい。』
2025/08/06 19:42