6/23/2024, 10:18:45 AM
18日目
「正しくあれ」「優しくあれ」
子供の頃はただそれだけで良かった
自分の思う正義を優しさを信じるだけだった
でもある日ふと気づいてしまう
「正しさ」とはなんだろう
「優しさ」とはなんだろう
ニュースで流れていた殺された恋人の復讐殺人
正しくはないと思った
でも優しさだと思ってしまった
そして何よりも誠実だと感じてしまった
もうあの頃のように真っ直ぐな正義は謳えない
だってこの世には完全なる正義などないのだから
「正しさ」も「優しさ」も観測系によるのだから
それでも僕は僕なりに真っ直ぐでありたい
6/19/2024, 12:41:47 PM
17日目
漏れる吐息
仄かな体温
触れ合わない手
人知れず濡れる肩
思い出すのは優しさだった
決して交わることは無い
けれどいつも隣に君はいた
傘を差しのべてくれた
今は一人雨中を駆け抜けていく
6/17/2024, 12:23:26 PM
16日目
未来、それは未だ来ていない時間
そこにはまだ見ぬ無数の可能性がある
数多の選択肢が転がっている
だが本当に自由に選択できているのだろうか
道徳的に、世間的に選べる選択肢は限られる
ステレオタイプの中での選択しか許されてない
いや、許されてないのではない
選んではいけない気がするのだ
大人になってしまった私たちは
6/15/2024, 10:35:24 AM
15日目
好きなものと薦めたいものは違う
相手に合わせて薦めるからというのも一理ある
だがそれだけではない
好きなものを否定されるのは怖いからだ
もし好きな本が面白くないと言われたら
もし好きな映画がつまらないと言われたら
もし好きな服をダサいと言われたら...
否定されるなら共有しないほうがいい
分かち合えないが独り占めができる
みんなだってそう思わないかい?
6/9/2024, 2:10:40 PM
14日目
夜の静寂の中思索に耽った
朝日の温もりが思考を遮った
望もうとも望まずとも陽は昇る
無情にも始まりを告げる
嗚呼、今日も1日が始まるのか