6/9/2024, 2:10:40 PM
14日目
夜の静寂の中思索に耽った
朝日の温もりが思考を遮った
望もうとも望まずとも陽は昇る
無情にも始まりを告げる
嗚呼、今日も1日が始まるのか
6/5/2024, 11:26:22 AM
13日目
「誰にも言えない秘密がある」と言うのはありなのだろうか
「誰にも言えない」はずなのに
その存在は仄めかされている
「秘密がある」と言って気にならない人はいない
本当に「誰にも言えない秘密」ならば
その存在すら隠し通すべきである
6/4/2024, 10:47:21 AM
12日目
起床
出勤
仕事
帰宅
あぁこの部屋こそが僕の逃げ場だ、唯一の居場所だ
別に外が嫌いなわけではない
かといって好きなわけでもない
賞賛されることもあれば叱責されることもある
僕は賞賛など要らなかった
その代わり叱責などされたくなかった
刺激のない部屋でただ漫然と過ごしたかった
この狭い世界で生きていければそれだけでよかったのに
5/29/2024, 1:01:51 PM
11日目
「ごめんね」ってある種の免罪符だ
微々たるミスは許される気がする
言われた側は思いに関わらず基本的に
「大丈夫だよ」と言うことが強いられる
下手に出た相手を責めるのは困難だ
贖罪の気持ちを踏みにじるのは気が悪い
では許せない時はどうすればいいのだろう
「ごめんね」には悪意がないからタチが悪い
5/26/2024, 12:30:23 PM
10日目
「星に願いを」だなんて傲慢すぎじゃないか
君は宇宙に星がどれくらいあるか知ってるかい?
数億個とも数兆個とも言われているんだよ
星に願いをって言ったら全ての星に願ってるわけで
それに値するくらい大層重大な願いなはずで
それを願うだなんて傲慢すぎると思うんだ
あるいは無数にある星の一つ一つに願うとして
それは沢山の願いを叶えてもらおうとしてるわけで
そんな膨大な数の願いをするだなんて傲慢だと思うんだ
だからこそ僕は唯一つの月に唯一つの願いを
━━━━━━━━━━━━━━━君を幸せに