5/9/2024, 12:39:08 PM
3日目
「私」が生まれたのは中学2年生の頃だ
言葉を綴りたかった私は何気なくとあるアプリを始めた
画像に文字入れをするアプリ
それは詩や歌詞画の多いInstagramのようなものだ
そこで私はとある人と出会った
名前も知らない彼女
彼女は優しい言葉を綴っていた
儚い詩を詠んでいた
「私」の「姉」になってくれた
何不自由なかった子供時代
それでも「私」の居場所は彼女の傍であった
彼女の言葉が私を救ってくれた
掬いだしてくれた
彼女は今何をしているだろうか
もしかしたらもう何処にも居ないのかもしれない
それでも彼女に届けばと
かつての私のような誰かに言葉が届けばと
今日も拙い文章を綴っている
5/8/2024, 12:53:59 PM
2日目
1年後、そう言うと少し先のことのように思える
365日後、そう言うと意外と近いように思える
地続きの今日、繰り返される毎日
今日とさして変わらないであろう明日
代わり映えのないいつもの日々
あぁ、きっと1年後の僕もきっと同じだ
5/7/2024, 12:35:48 PM
1日目
初恋、それは一目惚れだった
それは憧れだった
2つ上の先輩、大きな背中
滑り落ちる私を守った大きな手
恋に落ちるのは一瞬だった
恋心が無くなるのも束の間だった
それでも、今なお彼のくれたぬいぐるみを
彼の好きだった数字を私は大切にしている