もしも、貴方と友達に戻る事が出来たのなら。私はどうなるのだろうか。
この気持ちは? 貴方を見掛ける度に溢れてくるものが、無くなる日があるのだろうか。そんな状態で仲良く話すなどできる気がしない。
何年かかるか分からない、が、そんな日が来たのなら。嬉しいのかもしれない。
ああ、神様。もしも私達が
: 友達
と呼べる関係になるのなら。貴方を諦めさせてください。
どこまでも続く青空。ソレを見ていると吸い込まれそうなくらいに深く、綺麗な青色をしている。
貴方が隣にいると、どれだけ良かっただろうか。なんて、我儘だと言われてしまうだろうか。貴方と何も関係の無い場所なのに、そう思ってしまう私は重症だ。
ああ、神様。いつか、
: どこまでも続く青い空
で、貴方とピクニックが出来ますように。
ひらり。 風に撫でられ、靡くカーテンに覆われる。
私達から 周りを隠す様に靡いたカーテンは、その場から私達を 乖離させる様な感覚に陥れ、2人だけの世界にいる様な、そんな感覚になる。
……それがどうしようも無く幸せで満たされたのに、今は隣に貴方がいない。こうして1人カーテンにおおわれていると、1人この世界から乖離させられる感覚には、孤独と虚しさを感じてしまう。
嗚呼、神様。どうか、次に貴方に逢う時は。あの時と同じ様に、風に靡いた
: カーテン
に覆われ、また2人だけの世界を作りたい。
つー……。それは、映画のワンシーンの様だった。ある日
貴方は涙を流した。その後、嬉しい様な悲しい様な…そんな顔をしていたから、私はつい見惚れてしまい、その理由も聞けずじまいだった。
今でも聞いた方が良かったか、と後悔が絶たない。
嗚呼、神様。もしも再び貴方に逢え、その時に涙をながしていたのなら。貴方の
: 涙の理由
を私は知りたい。
さっさ。しゅっ。あの日、貴方が去ってから、気分転換にと絵を描いた。だが、ソレも貴方よりも心が踊る事は無い。
貴方と他愛も無い話をしている時が1番楽しかった。まるでその時だけは私だけの貴方の様で。
何故貴方が消えてしまったのか。理由を聞きたいけど聞き出せない儘、時が過ぎて行く。
嗚呼、神様。もしも再び私の元に貴方が戻って来たのならば。その時は、貴方と再び。
: ココロオドル
他愛も無い話が出来ますように。