8/15/2024, 10:41:09 AM
夜の海に霞むあなたの影。
追いかけても、追いかけても、離れていく。
思い出しては、目から滴が落ちる。
遠い海の端と空の端の境界は曖昧だ。
そんな空と海の中に煌めく星々。
そのどれかに君を感じた。
8/14/2024, 11:53:40 AM
あー暑い…
自転車に乗って、坂道を下る。
遠い空には夏の雲が流れる。
もし。
この自転車の後ろに君が座って。
もしくは隣に自転車に乗る君がいて。
一緒にこの坂を下る。
そして一緒に話して…
そんな一縷の望みは、
夏の暑さと共に儚く溶けていった。
8/13/2024, 10:37:55 AM
心の健康が全てだ。
心が風邪を引くようであれば。
心に処方薬を出す。
心に傷がつけば、手術をすることもある。
また、汚くなった心を洗うことがある。
今日も洗っていたのだか全くとれない。
心の内部まで染み付いている。
また傷も大量に付いていた。
これは?
心の主人に話を聞いた。
主人が子供の頃親に暴力を振るわれていたらしい。
そのため満足にご飯も食べられず、
風呂にも入れなかった。
学校でもいじめを受けていたらしい。
私はそっと心を温めた。
人の体温を与えた。
すると心は浄化されていった。
8/12/2024, 11:01:41 AM
今でもピアノの後が頭をよぎる。
思い出したくなかったものが溢れ出す。
知らない。知らない。君なんて知らない。
気付くと音楽室にいた。
聞こえてくるピアノ。
振り返ると、君がいた。
鍵盤の上を指が流れる。
こちらを向く。
そんな笑顔を見せてどうするつもりだ。
教室に風が吹き抜ける。
君が消えた。
あ。
僕は泣いてしまった。
君は、死んでたんだ。
僕が告白した後だった。
8/11/2024, 10:12:02 AM
麦わら帽子被った君と。
君を照りつける太陽。
嗚呼。
眩しいって、こういうことなんだな。