6/6/2024, 12:05:43 PM
ああ、今日はいい日だ。
カーテンを開くとそこには雲一つ無い青空が広がっていて。
外に出ると爽やかな風が流れる。
朝起きてすぐ見た推しの写真もビジュが良かった。
予定していたテストも来週に変更になった。
ああ、今日は本当にいい日だ。
下校時間になり階段を下りる。
すると躓き階段から転げ落ちた。
「痛った。」
目を開くとそこには君がいた。
…………
…………
…最悪。
6/5/2024, 10:14:16 AM
誰にも言えない秘密。ふと部屋の隅で考える。
ああ、考えるだけで心臓の音が大きく体中に響く。
二文字で表せるこの感情。
ピンク色をしたそれは体の中を動き回る。
もう、ずっとそれしか考えられない!
誰にも知られたくない。
私の中にとっておきたい。
いつか君にも共有したい。
…………君が…
…………
…………
好き。
6/4/2024, 10:20:17 AM
狭い部屋、一人。
外では雨が街を叩く。
青い部屋で君の匂いが鼻をかすめる。
隣には数日前まで使われていた座布団が一つ。
何も出来ない不甲斐なさが心をくすぐる。
この部屋から君が欠けた。
あの時は多分、いや、確実に楽しかった。
あれが君との最後の青春。
6/3/2024, 10:12:10 AM
恋を失う。
君を好きだった熱が一瞬にして崩れ去る。
「ごめんね。」その一言だけで自分が幾億も積み重ねてきた君への言葉が打ち砕かれる。
どんなに君を思ってても。
頬を流れる水分は、しょっぱくて、甘酸っぱくて、儚い。
これは、
失恋。
6/2/2024, 12:37:51 PM
正直に気持ちを言えたのならどんなにいいだろう。
あの時好きだった人に。
先生に怒られたときに。
そういうときに限って嘘をつく。
自分に都合のいいように。
後から考えると、幸せになるのは正直になれたときなのに。
何故だか僕は嘘をつく。