“たそがれ”に照らされてたら流石にかっこいいよ
流石にというか、当たり前にかっこいいよ。
けれど、暗闇の中にいても朝日に照らされていてもかっこいいんだよ、彼ならね〜‼️‼️
ただちょっと彼だと不審者みたいになっちゃうかな❓❓ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ犯罪者みたいな顔してるもんね………けどそれも可愛いからいいよ、私が彼の全部を愛してあげるからね〜♡♡
“きっと明日も”わたしは「先生だいすきだいすき!」
という言動を取ってしまうのだと思う。
先生を初めて見た4月のあの春。素敵な話し方に優しい語尾、綺麗な指先と落ち着く声、その全てが私を癒し、虜にし、憧れさせたのだ。
それから私はずっと、彼に憧れていた。いや、どちらかというと「憧れていた」はずだった。
いつからか私は彼を「好きになっていた。」学生特有の、憧れと愛が混ざってしまった勘違いなのかもしれない。けれど、私は本当に彼のことが大好きで、この気持ちを抑えようにも、言動に出てしまい、どうにか好きではないと思い込もうにも、どこか心の中ではいつも彼のことを想ってしまうのだ。
4月から今までのほぼ半年間、彼に想いを馳せ続けていた私のことだ。“きっと明日も”わたしは「先生だいすき!」という言動を取ってしまうのだろう。
君の“静寂に包まれた部屋”がだいすきだった
その静寂はどこか「ここにはふたりだけ」と肯定してくれているようで、それでいて安心を感じさせてくれる君がだいすきだった。ふたりきりで、お月見をした日もあった。あれはたしか、[満月の夜]だった。
しかし、他の友人と仲良くしてる君をみて私は深く嫉妬した。他の人と喋らないでくれ、私以外にその可愛らしい笑顔を向けないでくれと、強く思った。
私は、友人だと思っていた君を実は、好きな人として認識しているのだと、その時初めて気づいた。そしてずっと空回っているのだと、君は私のことを友人としてしか見ていないと痛感した。
本当はずっと「ここにはひとりだけ」だったのだと、私深く深く痛感した、[三日月の夜]だった。
“別れ際に”くらい、言いたい。すきですって
それが「ハッピーエンド」じゃなくても、いいよ。
そもそも私と彼が出会ったのは学校の中の、教師と生徒でしかないし、実るわけなんてないからね。「ハッピーエンド」なんて無いって、わかってるんだけどね
生徒同士で現実的な恋愛をした方が良いって、何度も自分に言い聞かせて、好きになってみようと思ったんだけどね。
けどね、それでも彼のことだけが好きなんだ、だからね
“別れ際”まででいい、ただ、それまで彼との夢を、見せて欲しいんだ。
それは、彼とずっと一緒に居て、寂しい時も悲しい時も、幸せな時だってずっとそこには、ずっと私の隣には彼だけが居て欲しいんだ。ここでは14歳差なんて、25㎝差なんて関係ない、ただの私の幸せ。
こんな楽園、いつ訪れてくれるんだろう、やっぱり「バッドエンド」で終わってしまうのかな。そんな終わり方をしてしまうくらいならいっそ、彼との別れなんて来なくていい。世界との“別れ際に”でもしてしまおうか。
♡ =13
“秋🍁”
去年の秋は君とずーっと居た。朝は私の机のそばに座ってお話をして、お昼も隣で食べて、放課後は部活を一緒にしてそのまま2人で帰る。去年の秋の部活中の、「2人だけの鏡越しの写真」を見ていたらなんだか、目から雫が垂れていた。もしも去年出会っていなければ、もしも出会っていたのが今年だったら、こんなにも距離は近づいていないだろうと痛感したからだ。
「2人だけの鏡越しの写真」は文化祭の朝に撮ったものだった。明日はなんと、文化祭1日目だ。君に勇気を出して、「ここで写真を撮ろう」と言ってみせるのだ。そしてまた明日、ここでその報告をしよう。
君、ちゃんと私のことを見ていてね。一年経ってもまだ君に飽きちゃいないよ、だいすきだよって、そろそろ気付いてね。同性の友達だからって、油断しないでよね