11/2/2023, 10:19:32 AM
わざとでしょう?
貴女がその林檎を口にしたのは。
永遠の眠りに沈む前、はっきりとこの瞳に映しましたから。
待っていますね、と悪戯に微笑む貴女を。
〝眠りにつく前に〟
11/1/2023, 10:11:50 AM
永遠なんてものは、この世に存在しない。
全てが限りあるものであって、いつかは亡くなる。
それでも、僕は君と共に在りたいと思うんだ。
〝永遠に〟
10/31/2023, 10:10:02 AM
争いも、すれ違いや衝突も無い。
誰も傷つかない。
悲しみや苦しみ、孤独なんてものは存在しない。
そんな世界はきっと生きやすいのかもしれない。
だけどね、それでは「つまらない」ような気がするんだ。
鈍くなってしまうんじゃないかな、僕たち人間は。
理想は理想のままでいいのかも、なんて。
〝理想郷〟
10/30/2023, 10:17:27 AM
あの頃は良かったな。
あの頃に戻りたいな。
懐かしさと同時にそんな感情が湧く。
中学生の頃は、ランドセルを背負う小学生が。
高校生の頃は、白靴を努力で彩る中学生が。
大学生の頃は、青春を謳歌する高校生が。
大人になれば、きっと今度は大学生を羨ましく思うのだろう。
幾つになっても、そう思い続ける。
いい加減、気づきたいよね。
「今」が大切なんだって。
素直に懐かしく思える日はいつ来るのだろうか。
〝懐かしく思うこと〟
10/29/2023, 10:14:58 AM
君と見たあの日の花火。
真っ暗な空に、大きな花が咲いた。
それはそれは輝かしくて、あまりの眩しさに僕らは目を細めて眺めていたよね。
天から贈られる花束のように、華やかに彩ってくれた。
本当に綺麗だった。
あ、そうそう。
ひとつ聞いてほしい話があるんだ。
そんな花火に負けないくらいの美しさで僕を虜にした君の話。
〝もう一つの物語〟