9/23/2023, 10:18:48 AM
幼い頃の自分は、怖いもの知らずだったのかもしれない。
ジャングルジムのてっぺんで腰を下ろす。
頭上に広がる真っ青な空。
手を伸ばせば、あの雲でさえ掴める気がした。
たった数メートル目線が上がっただけなのに、ずっと大空が近く感じた。
手を伸ばせば、掴めないものはないと思っていた。
そうポツリと心で呟いた、橙色の陽を浴びるジャングルジムを横目に。
〝ジャングルジム〟
9/22/2023, 10:14:11 AM
不思議だね。
どんなに周りが騒がしくとも、君の声をはっきりと捉えられるんだ。
堪らなく愛しいその声を、ずっとずっと聞いていたい。
僕に向けられたものでなくとも、それでいいんだ。
君の声が聞こえる、ただそれだけが本当に幸せ。
〝声が聞こえる〟
9/21/2023, 10:09:35 AM
毎年毎年、君たちは一体どれだけ僕を虜にすれば気が済むんだい?
芋栗南京、葡萄、秋刀魚…
全く、食欲の秋には敵わないな。
〝秋恋〟
9/20/2023, 10:22:31 AM
今この瞬間も、刻々と時間は流れている。
「今」というものはもう既に「過去」となり、もう二度と戻りはしない。
何もせずただ流れに身を任せ水中を漂っていても、光を目指して踠いていても、同じように時間は過ぎる。
折角なら、有意義に使いたい。
だけど、中々そうもいかない今日この頃だ。
僕にとっての今日はどうだったのだろう。
何もできなかった一日は、いつになったら終わるのだろう。
生きたいよ。
そう、大事にね。
〝大事にしたい〟
9/19/2023, 10:26:37 AM
君の笑い声が聞こえる。
ずっと、ずっと。
ここに居たいのに、針は止まってくれないんだ。
一緒に居たい、ただそれだけなのに。
それが一番叶わない願いなんだね。
〝時間よ止まれ〟