明日世界が終わるなら
明日世界が終わるなら、僕は一人になる。
家族と過ごす。
友達と過ごす。
恋人と過ごす。
色んなのがあるだろう。
けど、一人になりたいな。
理由はちゃんとある。
説明は難しいんだけど、簡潔に言ってしまえば。
心のままにして終わりたい。
僕は人は皆孤独だと思っている。
だから、最後まで誰かと共にいるのは僕自身が許さない。
僕はひとりだ。
ひとりなんだ、ひとりになりたいんだ。
僕に近づくな。
ひとりにしてくれ!!
あなたは本当の最後の日誰と過ごす?
心残りがないようにね。
君と出逢って
君と出逢って、僕は変わった。
変われたんだ。
変わってしまったんだ。
僕はまあ、人の大半がそうであるような人間だった。
だけど、君と出逢って心から変わった。
見た目は何も変わってないのに。
その変わらない見た目に僕は嫌気がさした。
もともと嫌いなものが。
さらに嫌いになった。
君と出逢って、僕は笑うようになった。
明るくなったんだ。
ありがとう。
世界が明るく見えたし。
心の闇が広がっていったよ...。
人は人で変われる。
良い方にも悪い方にもね。
だから、気をつけて。
耳を澄ますと
耳を澄まして見て。
何か聞こえない?
僕は静かな空間が大好きだ。
けど、人が一人でもいると静かでも嫌だ。
僕は、みんなの声を聞くように普段から心がけている。
僕の声は小さいから。
届く時と届かない時がある。
届かない時はまあ、無視と同じだから。
笑顔でいるけど傷ついている。
これ、内緒ね?
だから、僕みたいに傷つく人を減らそうと。
顔を向けていないけど声は聞いている。
盗み聞きだって?
まあ、ひとつの会話を聞いているわけじゃないから。
大体のことをスルーしてるよ。
新しい声が聞こえたらその声を追う。
それが癖になってるよ。
僕と同じ空間にいたら、あなたの声を拾う。
誰も反応してるれなかったとしても。
僕は聞いてるよ。
大丈夫だから。
声を出してみて。
二人だけの秘密
「絶対に内緒ね?これは二人だけの秘密だよ」
秘密主義の僕にとって、秘密があることは当たり前。
だけど、それを他人に話すことは数少ない。
抱えきれなくても話せない。
僕は思う。
学校の友達に秘密を離しちゃいけないって。
だってさ、言っちゃうじゃん。
その人の口が軽かったり。
秘密という言葉を冗談として解釈されたら。
理想はやっぱり、秘密を作らないことだよね。
けど、秘密を持ち続けて、しんどくなって。
一番信頼している人に話す。
そして初めて、二人だけの秘密ができる。
この時、心がスッと軽くなる感じがする。
少し、心地良いかもしれないな。
秘密を話す相手は選んだ方がいい。
相手がどんな人なのかちゃんと見極める。
秘密を話すことも怖いこと。
辛いよね。
だから、二人だけの秘密。
作っちゃおっか?
優しくしないで
誰かに何かをされるのが苦手なんだよね。
なんか、それは僕に向けてではなく。
他の人に向けるべきなんじゃって思っちゃう。
それに応えられるような人間じゃないから。
早く一人になりたい。
優しくしないで。
甘えたくなるから。
優しくしないで。
そばに居たくなるから。
離れられなくなるから。
優しくされるのは良いことじゃないかって、思う人も絶対いる。
嬉しいよ、お世辞の優しさでも。
少しでも自分の事を思ってくれているから。
けど、それが僕にはしんどいよ。
優しく振る舞うことなんて簡単だ。
だってそれは、ただの演技なんだから。
でも、優しくされたらそれに縋りたくなる。
人なんてそんなもんだ。
優しくされると弱くなっちゃうよね。
だから、優しくしないで____。