意味がないことなんてあるのだろうか
人生はどれだけ無駄な時間を過ごすかどうかで
その人の人生を彩っていくものだと
誰かが言っていた
無駄な時間というのは言葉通りの意味ではなく
どれだけ様々なことに興味を持ち
どれだけたくさんのことに挑戦するかということ
その全てに意味があり
一見役に立たないような知識や経験が
何かの時に役立つことだってある
だから 無駄なことも意味のないこともない
たとえ今がどんなに苦しくても
どんなに寂しくても
やまない雨はない
人生に失敗はあっても
失敗した人生はないのだから
明日は明日の風が吹く
私が心の底から愛した唯一の人
あなたとこの先ずっと一緒にいたい
本気でそう思えた
今までずっと一人でも平気だったけど
あなたと出会ってはじめて
かけがえのない存在なんだと知った
何をしていても 隣にいなくても
常にあなたのことで頭がいっぱいで
美味しいものがあったらあなたと分け合いたくて
綺麗な景色を見たら あなたにも見せてあげたくて
あなたとすべてを共有していきたいなと思えたんだ
いつのまにかそれが当然で
私の半分はあなたで
あなたの半分は私で
なんでも半分こできることが幸せで
特別なものはなにもいらなくて
ただ ただあなたと一緒に笑い合えていけたらと
ずっと願っている
そばにいてくれるだけで十分なんだ
そう思えたのはあなただけ
この先もずっと ずっと
朝、目が覚めると、少しだけ雨の匂いがした
朝だけど明るいわけでもなく、暗い夜ともまた違う
そんな朝
1日の始まりにコーヒーを飲みながら窓の外を見る
少しだけ濡れたアスファルトがキラキラ光っている
小さな水たまりに子どもがジャンプしている
新調したばかりの傘と長靴の出番にはしゃぐ子供の声
キラキラと雫が跳ねているような用水路の葉っぱ
色とりどりの色をより際立てさせる雨
いつもと同じようで、いつもと違う
そんな朝を迎える
柔らかい雨のある朝