君と見た景色



　　　　　　　　君と遊んだ帰り道。
　　　　　　綺麗な夕日が見えているのに
それに見惚れている君しか目に入らないのはなぜだろう。

手を繋いで


そんなことができたら私がどれほど嬉しいか。
君にわかるはずない…よね。

どこ？


周りの人に自分を気に入られたい！そのためには自分がいいと思うように隠して、隠して、また隠す。

そしてようやく誰も彼もが自分のことを気に入ってくれた時、
本当の自分でなくなってしまっていることに気づく。

嗚呼、“私”は何がしたかったのかな。

「…あはは…。ここは…どこ笑？」

自分の頬に冷たい風をベシベシ当ててくる様子はまるで、私のことを嘲笑っているかのように、ヒューヒュー音を立てて私の声をかき消した。

大好き


「だ〜〜い好き！！！」
それは友達には何回でも言える言葉

「〜〜っ！だ、だ大、好き？」
それは、本当に言いたい人には言えない言葉

叶わぬ夢


小学6年生の時に将来の夢を発表するのがあったの。私は歌うことが好きだったから、歌手になりたかったの。
そして発表し終わって10分休憩が設けられて隣の席の翼くんに
「じゃあ俺がお前のファンになって1番にライブ見にいくわ！」
って言ってくれたの。
私の歌なんて決してそんなに上手くないのに翼くんはそう言ってくれたの！とっても嬉しかった！本当に嬉しかった！だから私は
「うん！私も翼くんの1番前で歌うね！」
って約束した。

でも、もうそんな夢は儚く散ってしまうの。もう二度と歌えないから。


あーあ。せっかく約束してくれたのに。
永遠に叶わない夢になっちゃった。