星に願って


ねぇ、神様。
私さ、どうしたらいいんだろ。

好きな人がさ、いるんだけど、私4年ぐらい好きなんだよね。
もうこんなダラダラ続ける恋、辞めたいと思ってる。

クラスも違うし、全然話せないし、なんか最近そっけないし…
「あ〜あ、昔は一緒に帰ったり、たくさん話せてたんだけどなぁ。」って思い出に浸るだけだけで、今、全然前に進めないってすこし自分を責めてしまう。……なんか寂しくなってきた。

だけど好きなものは好きなんだ。


神様、この恋叶わなくてもいいので、
彼のことを好きでいさせてください。


と、私は星に向かって願ってみた。

君の背中


あぁ、どんどん遠ざかっていく。

この間まですぐ、隣にいたのに、、、
君はいつのまにか私を追い越していたんだね。

遠ざかる君の背中を見て……

遠く…


私は今3万人の前に立っている。
(わぁ〜みんなが見える。とうとうここまできたんだな)
このステージで私は今から歌うんだ。

…すこし緊張するけど、やっぱり楽しみの方が勝ってしまう。
「♬〜♪〜〜！♫♪〜！…」

もっと遠く…もっと遠くまで！！！
この歌声をみんなに届けるんだ！
「♪〜♬〜〜♫！」


私の歌でみんなが喜んでくれたらいいな

誰も知らない秘密




誰も知らない。自分だけが知っている秘密。
それは……

　　　　く☆ろ☆れ☆き☆し☆ってや☆つ☆だ☆

静かな夜明け


車もまだ少ない時間帯。この肌寒さと静けさがたまらない。
私はこの空気の澄んだ夜明けが大好きだ。
特に冬は寒いが、この寒さが私の心を洗ってくれるようだ。

これほど美しいものはないだろう。
あぁ、世の中もこんなに澄んでたらいいのに……。