11/28/2024, 7:39:19 AM
「もし、世界中が私達の敵になったらどうする?」
「そうだな、難しい話題だ。でも、僕は必ず最初に君を殺すよ。その後は、まあ、どうにかするさ」
「ふふ、適当なのね。でも、私、貴方の手で最期を迎えられるなんてとても嬉しいわ。私も貴方を殺した後どうしようか考えていたの」
「はは、なんだ、僕たち相思相愛じゃないか」
「だって、貴方の最期は誰にも渡したくないもの」
「僕も、君にそう思っているよ」
「そうね、もし私が貴方を殺したら、人のいない、深い、静かな海に沈めてあげるわね」
「それじゃあもし僕が君を殺したら、誰もたどり着けない、広い、綺麗な花畑に埋めてあげよう」
「ふふふ、嬉しいわ。そうだ、約束しましょう。先に殺した方が、絶対ね」
「ああ、約束しよう。絶対だ」
11/25/2024, 4:17:20 PM
あの日
太陽の下で笑っていた向日葵は
いつしか
冷たい地面を静かに見つめるようになっていた
8/31/2024, 12:41:12 PM
皆僕を褒めたたえた
皆僕を羨ましがった
金があって、頭も良くて、容量も良い
コミュニケーションだって難なくできる
嫌味を言うやつもいたが
僕は気にしない
僕はいい人だからね
僕は完璧人間だから
僕は
もう
完璧でなければ
いけない、から
8/20/2024, 3:52:44 PM
「ずっと嫌いだったよ」
君は、私に顔すら見せず
その言葉だけを言い残して去ってしまった
君は何も変わらないね
痛く、突き刺すようなその言葉は
酷く、暖かく震えていた
8/6/2024, 11:08:45 PM
晴れた空に雨が降り注いだ
お天気雨とも呼ばれるこの天気は
一段と太陽が輝いて見える
雨粒の一つ一つが
太陽の光を反射しているからだろうか
濡れた地面、建物、植物が
さらにその光を、明るく跳ね返して見せた
雨と晴れというのは
正反対の天気ではあるが
それらが重なると
一段と輝いて見えるようだった