ゼラ

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7/6/2025, 4:04:33 PM

君の寂しげな瞳が僕に助けを求めている。
君の清らかな瞳に僕も胸を躍らせている。
君の広い瞳は僕以外にも向けられて、君の大きい瞳は誰の目にも止まる。
君は僕がいくら手を伸ばしたって掴んではくれない。
君は僕がいくら好きだと叫んだって応えてはくれない。
世界が終わるその日まで、僕は君以外を愛すことはできないだろう。
世界が終わるその日まで、君は僕自身を愛すことはできないだろう。
それでも。
あぁ、空恋。僕を連れて行って。

7/3/2025, 2:50:46 PM

ただの一歩、されど一歩。
その一足分の距離がとても大切である。
それさえ踏めない人間がはるか遠くに行くことなど不可能。自分の足で踏みしめて、感覚を身につける。遠くへ行きたいと願うだけではなく。

7/1/2025, 1:42:41 PM

18の夏。灼熱の太陽が煌めく外の景色を、クーラーの効いた教室から眺めていた。
教師の声は聞こえない。窓際の席。君の背中が見える。
夏祭りを知らせる風が教室内を騒がせて、私の心を熱くする。
授業終わりのチャイム、立ち上がった君に。
「夏祭り、一緒に行かない?」

6/30/2025, 12:13:24 PM


開けていいなんて言ってないのに、いつも勝手に開けるよね。
朝日に照らされたあなたの顔が忘れられないの。
もう、私より先にカーテンを開けてくれる人はいないのね。

6/29/2025, 1:46:20 PM


ラピスラズリは、青く深い。
美しいがその見た目に恐怖を覚えた。
あなたは、ラピスラズリのような人だった。

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