7/22/2022, 1:03:24 PM
貴女がいなくなって
また1年が過ぎた
年を重ねるたびに
貴女の墓標に手を合わせるたびに
また何もせずただ刻が過ぎてしまったと
悔しさに打ちひしがれそうになる
あの時もっとああしていたら
あの時もっとこうだったら
たらればが浮かんでは消えていく
タイムマシンがあったら
僕はきっと
貴女のいる幸せな時間に行くだろう
7/16/2022, 2:50:37 PM
あの雲は唐揚げ
あの雲はウインナー
あの雲は焼き魚
おなかすいたな
7/15/2022, 2:51:23 PM
ただいま、と呟いて玄関を開ける。
階段を上がってリビングに着くと
ひとつため息をついた。
いつものように貴方の白いシャツを畳んだ。
いつものように冷蔵庫のドアに
買い足す食材のメモを貼った。
いつものように掃除機をかけて、
でも今日はソファに腰掛けはしなかった。
ふと見渡す。
貴方と私の過ごした時間。
形あるものが思い出させる。
お揃いで買った8000円の指輪を外して、
帰ってきた貴方の目に着くように
ローテーブルの上に置いた。
さよなら、好きだった人。
7/10/2022, 4:00:27 PM
風を蹴り上げ
青空に沈む
花びらがまとわりついて
息継ぎが出来ない
桃色を掻き分けながら
必死で顔を上げた
風が凪いだら
新しい私が始まる