Luce

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8/13/2024, 8:39:28 AM

 『君の奏でる音』
あなたの奏でる音は私に世界を見せてくれる
残酷なだけじゃないこの世界を
だけどあなたにとって私は何者でもない
だからあなたはどこへでも飛び去ってしまう
私を置いて
あなたの音が無ければ世界の美しさに気づけない
だからどうか私を置いていかないで

6/26/2024, 11:19:16 AM

 『君と最後に会った日』
君と会った最後の日は何も特別ではなかった
いつも通り待ち合わせて駄弁ってご飯を食べて
いつもと変わらないじゃあねを言って別れた
何の疑いもなくまた会えると信じていたから
だけど絶対なんて保証はどこにもなくて
君はこの世界から飛び立った
最後の日が特別かどうかなんてのはどうでも良かった
でもただ一つ君に感謝を伝えておけば良かったと
そう思った

6/16/2024, 10:47:36 AM

 『1年前』
私は1年前から変わりそして変わらずにいられただろうか
自分にとって大切な気持ちを見失わずに
大人に近づけているだろうか
自分の気持ちを失わせるのは
他の誰でもなく自分自身だから
これから先もも変わりそして変わらないままでいたい

6/10/2024, 7:04:39 AM

 『朝日の温もり』
朝日がこんなにも暖かいのは
夜があまりにも冷たいからだろう
1人暗闇のどん底で耐えきれずに眠りについたら
太陽の眩しさに目が覚めて
その暖かさで冷え切った心が溶けていく
そして朝日に背中を押されて
私はまた前を向く

6/8/2024, 6:01:57 AM

 『世界の終わりに君と』
世界の終わりには君とくだらない話をしよう
僕の目に最後に映るのは君の笑顔であってほしいから
思い出を語り合って悲しくなるのなら
来世の話でもすればいい
君とまた出逢い笑い合える日々の話を

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