世界中の人に会ったわけじゃない。
あまりにも狭い私の世界で
一際目を引く貴方の存在。
私に向くその意識が
ずっとむいてくれたら…なんて
これが恋かしら?
でも…
貴方にも、貴方の世界がある。
知らない人と会ったり
ずっと前からの友達がいたり
私が見てない貴方の世界がたくさんある
私たち皆んな違う世界を持ってる。
知り得ない世界を持ってる貴方は
私を見てくれるかな?
ほら なんて もたもたしてたら
私の知らない世界の
貴方の世界のあの子が
貴方の一等大事な子になる。
世界も意識も別々だ
–失恋–
嫌い。
いらない。
大丈夫。
ほしい。
一人がいい。
言いたい。
我儘。
言えない。
楽しい。
嘘 全部
好き。
ほしい。
助けて。
ほしい。
一緒にいて。
言いたい。
我儘。
言えない。
辛い。
本当 全部
死にたい
本当は?
言える うそ
言えない
–正直–
傘(かさ:umbrella)
カサ科 カサ属
・雨が降ると見ることができる
人工的に咲く花。
土がなくても咲くことができる。
・特に梅雨の時期に咲く日数が増え
夏にかけて太陽が眩しい時期にも咲くことが多い。
・色とりどりに咲き乱れ、
デザインも様々である。
もう時期たくさんこの花が咲く季節。
私も花を咲かせる一人。
–梅雨–
随分とご機嫌で話しかけてくる君が
まだ心臓を動かしてる君なのか
それとも僕の頭の中が見せる
幻なのか
会えてよかった。僕も連れてって。
そう言っていい存在なのか
亡霊なのは、どっちだろう。
–天気の話なんてどうだっていいんだ。僕が話したいことは–
何かが背後から這いずって
近づいてくる心地がする。
黒くてモヤモヤした何か。
背中に何かが走る感じ。
足がすくむ。
『黒いモヤモヤ』に怖い目がふたつ
私を見つめてる。
もたもたしてると肩を掴まれて
すぐ逃げれなくなる。
足元を掬われて
立ち上がれなくなる私。
その瞬間、一気に私を飲み込む『黒いモヤモヤ』。
その恐怖を私は知ってる。
体も心も停止する恐怖を。
「不安」「緊張」「心の病い」
すぐ立ち直れなくなる『黒いモヤモヤ』。
モヤモヤを断ち切る勇気はないのに
自身のリセット(死)を誘発しようとするほどの
力を持つ『黒いモヤモヤ』
さぁ、逃げなさい。
悲しむ為に、心を飲まれるために
私は生まれたのじゃないのだから。
真っ暗なトンネルを進むその足を
はやく 走らせて
逃げて
それが 手段だから
–ただ、必死に走る私。何かから逃げるように。–