まそむ

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10/31/2025, 10:09:12 AM

綺麗な夜空を見上げていて、月と目が遭う。

月の光は月光という。
そして、月影というのも月の光のことである。

光と影。
対義語のようなのに、時に同じものを指す。

日本語って奥が深くて面白いね。

【光と影】

10/30/2025, 11:04:19 AM

そして、誰もいなくなった

真っ先に浮かぶのはアガサ・クリスティの名作。
ナーサリーライム、いや、マザーグースの呼び名のほうがよく知られているか、西洋のわらべうたを上手に使って、登場人物が全員人形とともにひとりずつ消えていくミステリーだ。

今でこそアイデアの出尽くし感のあるミステリージャンルだけど、読んだ当時はトリックを見破ろうと集中したものだ。あれはまだ中学生だったか、担任が超がつくほど薦めてくれて読むに至った。
ちなみにもう一冊薦められたのは、アクロイド殺しだ。こちらも面白いし名作だと思う。

多感な時期だったから読書が楽しかったのか。
今はコナン君に食指が動かない。コナンといえば未来少年かバーバリアンかジョイスティックだ。これが歳を重ねるということなのかも知れない。

【そして、】

10/29/2025, 11:13:58 AM

「タイニーラブとは、1991年にイスラエルで誕生した赤ちゃん用知育玩具ブランドです」

わたしは今日のお題と検索結果を何度も見返した。

「タイニーラブは、1991年にイスラエルで誕生した赤ちゃん用知育玩具ブランドです」

うん、1991年かあ。

その頃はもう受験戦争只中で、わたしに赤ちゃん玩具は必要なかったな。

【tiny love】

10/28/2025, 11:00:48 AM

小さい頃のお誕生日は、自分にとって特別だった。

小学校でその日はお誕生日を祝ってもらえた。
家に帰るのが、楽しみだった。

だけど、わたしの誕生日に養母が亡くなった。

誕生日、わたしは学校から帰って心を躍らせていた。
でも、お祝いは、なかった。
お座敷にお坊さんが来て、長く正座をさせられた。
用意したお菓子はお坊さんのためのものだった。

おもてなしをして、お見送りして、おしまい。
わたしの誕生日が祝われることは無くなった。

お坊さんが来なくなっても、わたしの誕生日は養母の墓参りのための日になった。

【おもてなし】

10/27/2025, 10:09:02 AM

いつまでもいつまでも、心の中にあの日の焚き火が燃えている。

僕が描いたクレヨン画。
空を青く塗りつぶして、明るい太陽を黄色く塗った。
幼稚園の時のお絵描き。

太陽は赤だと大人に言われた。
僕には昼間の太陽は黄色か白に見えていた。
先生にも親にも赤に塗り直すよう言われた。

僕は、おひさまはしろいもん、と言った。
すると親は僕の絵を取り上げて、焚き火にくべた。

丸まって燃えていく僕の絵。
幼い僕は悔しくてわあわあ泣いた。
それからクレヨンを使わなくなった。

あの日の焚き火は今も心の中で勢いよく燃えている。

【消えない焔】

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