6/15/2024, 4:25:22 AM
「微熱」
あいまいな空の上、
あいまいな青が広がる。
あいまいな青の上、
あいまいな黒が広がる。
灼熱の赤は遠い。
時折り、
ほのかに感じる肌の微熱。
よかった、まだ温かい。
6/14/2024, 12:21:41 AM
「紫陽花と夜盗虫」
結構浮気性で、
流れるまま、
気持ちがうつろう。
その時その時、素敵な自分になったつもりでいる。
そんな私を夜な夜な蝕んでいく。
結局、そのままでいてねと言う。
だって、あなたがないとだめだから。
でも、きれいな私を知っているのは、
きっとただひとり。
6/13/2024, 6:42:28 AM
「毎日」
嫌いなものはたくさんある。
目障りで、うっとうしい。
きっと好きなものがたくさんあったら、
楽しい毎日に違いない。
そんなことばかり。
あなたが微笑んだ。
ま、いいか。
6/12/2024, 1:17:51 AM
「同じ光景」
いつもと変わらない青空のもと、見慣れている街がある。
それを信じている。
でも、
突然に現れた空き地に気づくたび、
同じ光景は延々には続かないとわかる。
でも、
これは進化だ。
少し汚れた鏡を見るたびに、見慣れない顔がある。
それを信じたくない。
でも、
唐突な大笑いが起こるたび、
同じ光景を時々みているとわかる。
でも、
これは進化ではない。
結局、街も私も、、、
進化が問われている。
明日、それを思い出そう。