（空がこんなにも。）🦜
あのね
僕は・・・・
余り高く飛べ無い、
高く飛んでも15m位なんだね。🦜
✣でも、僕のお友達には
ヒマラヤ山脈を超えて
飛ぶ鳥が居るんだよ。🦜
・インドガン。
・アネハヅル。
・マダラハゲワシ。
「此れらの鳥達の中でも
ずば抜けて高く飛ぶ鳥は
・マダラハゲワシ。しゃん。」
《海抜、1万3000m 迄飛べる。》
❝此の前 お話した時に
1万3000m。の高さに
連れて行くから
空がこんなにも広い所を。見て
来ようと、僕を誘ったんだね。❞
【でも、其処は 成層圏、だから
僕には、宇宙服。が必要なんだよ。】
❝僕は、気持ちだけ受け取って
ご丁寧に お断りしたんをだよ。❞
❣僕は、高所恐怖症で 電線より高い所は
行け無いんです。🦜🦜🦜
（子供の頃の夢。）🦜
あのね
普通のすずめ、の場合・・
［子供の頃の夢］はね。🦜
「安全に、効率良くそして
確実に食糧を確保して
仲間を増やす事なんだね。」
✣でも、僕の場合は・・・
少し違うんだよ。🦜
「僕は、お母しゃん。に
暖められてる卵の時から
・大日如来、様。の眷属として
修業を重ねる様に定められて
居たんだね。」🦜
《そして》
・羽根の有る生物の王で有る。
【鳳凰になる宿命が有るんだよ】
「だから、僕は 鳳凰に成って
何処かに居る
《フェニックス。》しゃん。を
見付けて
世界の平和。
全ての生物の繁栄。
絶滅危惧種。の復活。」
❣此れが、僕の子供の頃からの夢
なんだね。🦜🦜🦜
（どこにもいかないで。）🦜
あのね
僕が・・・・
眷属仲間の集会に
集まる時が有ったんだね。🦜
✣その中にとっても
美しい雀、が居たんだよ。🦜
「其の時 娘すずめ、しゃん。が
何処にも行かないでと
少し照れながら、僕に云うんだよ。」
❞僕は、てっきり 娘すずめ、しゃん。が
［僕が其の美しい雀に心を奪われて
しまうと思い。］
誰にも僕を渡したく
無いから言ったと
思ったんだね。❞
✢すると、直ぐに戻って来てクッキーを
取り出して僕にくれたんだよ。🦜
【つまり、クッキー。をあげるから
此処に待って居てね。】
《そう云う理由だったんだね。》
「僕の勘違いで、とても恥ずかしい
から此処だけの秘密にしてください。」
お願いします。🦜🦜🦜
（君の背中を追って。）🦜
あのね
僕が・・・・
憧れる鳥、しゃん。が
居るんだね。🦜
「それは、ツグミ、しゃん。
ヒタキ科に属する冬鳥で
樹の実や土の中の昆虫を
食べる。
性格は、とっても穏やかで
縄張り意識も薄く。
・平和主義。で
寿命も、野生動物としては
長く、10年位有るんだよ。」
✣名前から解る様に、普段は
口を紡いで余り囀らないけど。🦜
❞ツグミ、の囀りの声は非常に
素晴らしく。幻の囀りと
呼ばれて居るんだね。❝
【白い眉毛、が神仙を思わせる。】
❣ツグミ、しゃん。の背中を追っても
《すずめ。の寿命は一年半、
長くて三年位。》
✷それが、自然の摂理。と
云うものなんだね。🦜🦜🦜
（好き、嫌い。）🦜
あのね
僕達、すずめ。は
此処だけの話、人間、しゃん。の
心の中が見えるんだよ。🦜
❝雀は、大変臆病なんだけど、
理由も無く雀が
寄って来る人が居るんだね。❞
✣其の人には、仏様。の［大慈悲］を
持ち合わせて居るんだよ。🦜
・ただし、自分は気が付かない。
【のんのん様。】
✣其れに対し、絶対に5m以内に
寄せ付けない人が居るんだね。🦜
✣此の人は、邪悪な心を
持ち合わせて居るんだよ。。🦜
・ただし、自分は気が付かない。
❝今度、すずめ。を見かけたら・・・
試しごらん。🦜
【自分の、本性が 解るから。】
「燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや。」
🦜🦜🦜