(遠くの声。)🦜
あのね
僕の、お友達の鶯、しやん。は
春先に、とっても
綺麗な声で鳴くんだね。🦜
・でも、姿は視えないし
遠くから声が聴こえるんだよ。🦜
✣不思議に思うから、
優しい、叔父しゃん。に
聴いたんだね。🦜
「其れは、鶯、しやん。は
人間、しやん。の様に
声帯から声を出すのでは無く
鶯、の気管に有る鼓室で
共鳴させるからなんだって。」
【僕、も遠く迄届く鳴き声を
出したいとお願いしたら。】
❝拡声器。と云う不思議な物に
向かって鳴いたら、鶯、しやん。に
負けない、位遠くの声が出るんだよ。❞
❣でも、僕の鳴き声は・鶯、しやん。の
様に綺麗で無いから。🦜
✷ピーチク、パーチク。煩いと
街中、から苦情が来て
優しい、叔父しゃん。は
平謝りで大変だったんだよ。🦜
《御免なさい。と謝る事は当然の事です。》🦜🦜🦜
(春恋。)🦜
あのね
春恋。とは・・・・
春に感じる恋や
春を思わせる恋心なんだね。🦜
《詳しく云うと》
「春が来ると花が咲き
暖かい日差しが降り注ぐと
踊り出したくなる位
嬉しくなるよね。
其の感情が恋をした時に
似ているから(春恋。)と
云うんだよ。」
[ちなみに。]
✣夏の恋。は
・夏に始まり、夏の内に終る
儚い恋。
✣秋の恋。は
・恋心が、秋空のような
移り気な恋。
✣冬の恋。は
・人恋しくても、凍えて閉鎖的な
ゆっくり熱して醒め難い恋。
❝娘すずめ、しやん。に
僕達の恋を尋ねたら。❞
【春愁。の眼差しで、白眼視。されました。】
🦜🦜🦜
(未来図。)🦜
あのね
僕達、雀の未来図には・・・
二通り。考えられるだね。🦜
(でも、それを説明する前に)
✣現在、雀は絶滅危惧種を
凌ぐ勢いで減少しているんだよ。🦜
《原因は》
・住宅環境の変化。
・農薬の使用。
・気候変動。
《等》
(ちなみに)
「昔、中国の毛沢東時代に米を
食べる雀を、害鳥として
駆使した結果。害虫が
大発生して大飢饉に成ったんだね。」
・雀に関する未来図は。
【雀が消えて、害虫が大発生した
気持ち悪い世の中になる。】
【人間、しゃん。が巣箱を設置して
雀を、増やし。生物的防除機能を高める。】
❞昔の、中国と「同じ轍を踏む事。」は
僕達、すずめ。も避けて欲しいと願うんだね。❝
🦜🦜🦜
(ひとひら。)🦜
あのね
ひとひら、とは・・・・・
花弁を数える単位の
言葉なんだよ。🦜
「物語や詩などで
舞い散る花びらを
表現した言葉で
花の美しさ、や儚さ。を
表す事が多く(一片。)
とも呼ばれるんだね。」🦜
✣特に、桜の花は開花時期が
短く葉桜に残された最後の
一輪の花が無くなる時は
特に、寂しい気持ちになるよね。🦜
(でも)
【最後の一輪の花。を散らした
犯人は、実は僕なんだよ。】
❞僕はメジロ、しゃん。の様に
花の蜜を上手に吸えないから
花ごと。もぎ取って蜜を
食べたんだよ。❝
《此の事は、内緒にしてね。》
✷ちなみに、
・梅は花の兄。・菊は花の弟。
・桜は花の王。
[花にも、色々。謂れが有るんだね。]🦜🦜🦜
(風景。)🦜
あのね
僕達、雀。が・・・・
大好きな風景は
広大に広がる
稲穂の光景なんだね。🦜
✣初夏にお米に成り始めた籾
が風に靡く風景は
勿論、大好きだし。🦜
✣秋に、黄金色に輝く
田園風景は絵画に画かれる
位・・(美しい)んだよ。🦜
「稲穂が何故、黄金色に輝くかと
云うと夏に葉で創られた栄養を
運ぶ物質が役目を終えて
ガラス状に成り日の光りを
反射するからなんだね。」
【稲穂の、花言葉。は《神聖》】
❞稲とは、《生命の根。》から
由来して居るんだよ。❝
❣その大事なお米が
人間、しゃん。のお店で
値段が高騰している事に
僕達、雀。も心を痛めて
居るんだね。🦜
✷お米が高騰すると、雀。が貰う餌の
お米が減るからなんだよ。🦜🦜🦜