(ひそかな想い。)🦜
あのね
僕が・・・・
まだ、幼くて、
娘すずめ、しゃん。とも
許婚者。になる前の
事なんだけどね。🦜
✢露草の花を、プレゼント
したんだよ。🦜
《露草の花言葉は・・・
ひそかな恋心。》
「朝に咲いて、
昼には葦む儚い
生命に由来、するんだね。」
【そんな、幼い頃から
娘すずめ、しゃん。に
想いを抱いてたんだよ。】
❝でも、僕のひそかな想いを
知らずに娘すずめ、しゃん。は
食べ物を貰ったと思って
食べちゃたんだね。❞
❣今思えば 露草の花 には、
[恋を実らせる]・薬効が有ると
僕は、信じて疑わないんだよ。🦜
✷もし、恋を実らせたいなら《露草の花》を
送ってみてね、叶う筈だから・・
・但し、保証は出来ませんので悪しからず。🦜🦜🦜
(あなたは誰。)🦜
あのね
僕が、運命的に眷属になる
大日如来、様。に
始めて出会った時。
【思わず、あなたは誰。】
と、尋ねたんだね。🦜
「何故なら
頭に、宝髻を頂き
瓔珞や、腕釧の
装身具を身に着け
結跏趺坐をして居る姿
をして居たんだね。」
(とても)
❝万物の慈母で有り
宇宙の中心で有り
宇宙の真理、
とは思えなかったんだよ。❝
✢まだ、修行始めの
生意気な菩薩と思ったんだね。🦜
・でも。
《オンアビラウンケン
バサラダトバン。》
(の)
✷真言を聴いた瞬間に、
僕は・・眷属に成るんだと
気が付いたたんだね。🦜
❣運命的、出会いとはそんなもの何だね。🦜🦜🦜
(手紙の行方。)🦜
あのね
僕が・・・・・・
一度だけ、お手紙を
書いた事が有るんだよ。🦜
(其れはね)
【懸想文なんだね。】
「和歌に恋心を詠んで
紙に認め
人伝いに手渡すんだけど
その時、和歌に
因んだ艸木を添えるだね」
✣所謂・・・・・恋文なんだよ。🦜
❝宛先は、勿論
許婚者、の
娘すずめ、しゃん。なんだけど
✣現代っ子。の
娘すずめ、しゃん。は
意味が解らなかったんだね。🦜
❣其れで 僕のお手紙が
行方不明の儘なんだよ。🦜
✷もしも、僕の(懸想文。)を
見つけたら、恥ずかしいから
そっと、僕に返して下さいね。🦜
《お願い。》🦜🦜🦜
(輝き。)🦜
あのね
すずめ。の羽根は
余り、美しいと
想っていないよね。🦜
(でもね)
「とても、寒い朝・・・・・
朝日を、浴びて、
頬付近の羽根が
時々 キラキラ、
輝く事が有るんだよ。」
《此れを》
【天使が、称れた 銀ノ羽根。】
❝そう呼ぶらしいんだね。❝
✣何故なら、
スマホ画面に
映らないし、
自分の羽根は
見る事が出来無いんだね。🦜
❣其れを、娘すずめ、しゃん。に
話したら
[髪飾りにするから、
一本欲しいと言うんだよ。]
✢寒くて、(ふくら雀。)に成って居る
居るのに、なんて冷たい、
許婚者なんでしようか。🦜🦜🦜
(時間よ止まれ。)🦜
あのね
僕の・・・・
読んでる本に依るとね。🦜
「現代物理学、では
自分の時間を止める事は
出来無いんだって、
それは、僕達 四次元時空に
《マイナス》を
持たないからなんだね。」
(但し)
✢時間を遅らせる事は
出来るんだね。🦜
・光速に近い速度で
移動する。
・高重力の空間に
入る。
《ブラック、ホール。》
の様な。
《でもね》
【以前、誰にも言えない秘密。に
書いた、僕だけが持つ、
[スタープラチナ・ザ・ワールド。]
なら、2秒から5秒位。
世界の時間を止められるんだね。】
(たぶん、ですけど。)🦜🦜🦜