(柔らかな雨。)🦜
僕が・・・・
知ってる雨はね。🦜
・シトシト降る雨。
・ザーザー降る雨。
・小雨。
(でもね)
✣柔らかな雨。は
知ないんだよ。🦜
(だから)
「少し怖いけど
眷属仲間の
龍、しゃん。に
聴いてみたんだよ。」🦜
《姿は物凄く怖いけど、
優しく教えてくれたよ。》
✣其れは、[穀雨]と
云って、
✣五穀豊穣を齎す
恵みの雨なんたって。🦜
❝龍、しゃん。は眷属の
頂点に立つ。神様に
近い存在なんだよ。❞
【龍神。とも呼ばれるよ。】
❣お話が、逸れてスミマセン
でした。🦜🦜🦜
(一筋の光。)🦜
あのね
僕が、
生まれた時は・・・、
(玉子、から出る時だよ。)
真夜中だったんだね。🦜
だから、お家の中は
真っ暗なんだよ。🦜
「お母しゃん、は
僕を暖めて居て、
僕が、生まれたけど
姿が視えないから
危うくお家から
落とす所だったんだよ。」🦜
(でもその時。)
✣満月から
一筋の光が
お家を照らして
くれて僕は
落とされずに済んだんだよ。🦜
《此の話は、お母しゃん
から聴いたんだけどね。》
【何故か知らないけど、
満月を観ると
一筋の涙が
流れるんだよ。】
❝何故なのか、僕は知らないけど。❞
(哀愁を誘う。)🦜
あのね
僕の、後ろ姿に
哀愁を誘うと
よく言われるんだね。🦜
(でもね)
「哀愁は・・・不幸。
では、
無いんだよ。」
✣物悲しいけど
何処か懐かしい。🦜
・僕は、眷属として
多くの人達に幸せを
運んで来たし。🦜
・眷属。に成る迄
厳しい修行に
励んだ。🦜
〔すごく、充実してた。❳
でも
【喩え、眷属だって
すずめ、は 雀。
寿命は短い。】
❞眷属として、お勤め出来る
残された時間を想うと
哀愁が・・・ね。❞
・🦜🦜🦜。
(鏡の中の自分。)🦜
あのね
僕が・・・、
食べ物を探して
居た時にね。🦜
✣僕と、うり二つの姿の
雀が居たんだよ。🦜
・僕が右を向くと
右を向くし。
・僕が上を向くと
上を向くんだね。🦜
「不思議に思って居たら
娘すずめ、しゃん。が
歩いて来て雀さんの
隣に並んだ時に、
・僕の隣に
娘すずめ、しゃん。が
居たんだよ。」🦜
✣僕は、びっくりして
訳が解らずに居たらね。🦜
✣娘すずめ、しゃんが
大笑いしてから
《鏡。》を説明して
くれた。🦜
✣女の子は、毎朝《鏡。》で
お化粧するんだって。🦜
【つまり、雀さん、が僕で、
《鏡。》の僕が、雀さん。】
❝訳が解らないから。
・僕は其れから《鏡。》が
嫌いになった。❞
(眠りにつく前に。)🦜
僕が・・・
眠りにつく前に
する事が
有るんだよ。🦜
(僕の、お家にはね。)
・TV、は無いし。
・スマホ、も無いし。
・読書も、出来無い。
✣だから、17時頃寝て
朝、4時頃起きるんだね。🦜
「すずめは、寝る時
にはね。
朝と同じ様に
いっぱい、囀るんんだよ。」🦜
《そして》
✣さえずり。の お勤めが
終わったら
安心して
眠りにつくんんだね。🦜
✣さえずり、は
御経、祝詞。と
同じなんだって。🦜
【つまり、雀の先祖代々
受け継げられた。伝統有る
儀式、と教えられたけど
本当かどうかは、
僕は知らないんだよ。】
❝今度神様にお会いしたら
聴いてみるかな。❞