(紅茶の香り。)🦜
僕は・・・ね、
飲み物を
上手に飲めないんだよ。🦜
(鳥達は。)
「飲み物を、飲む時は
吸い込む様に
飲めないからね、
・口に含んで
上を向いて流し込む
様にして飲むんだよ。」🦜
《だから大変なんだ。》
・香りは大好きなんだけどね。🦜
【やはり、僕の大好きな
飲み物は 田舎の湧き出る
綺麗で透き通った
(水。)が・・
一番美味しいな。】
❝娘すずめ、しゃん。と
お喋りしながら
飲む水は
さらに、美味しいんだよ。❞
(愛言葉。)🦜
あのね
僕はね、
こすずめ・・・だから、
・合い言葉。
なら、知ってるけど、🦜
・愛言葉。
となると、
まだ よく
知らないんだよ。🦜
《山。・・川。》
・此れが 合い言葉。 だよね。🦜
・娘すずめ、しゃん。
なら、女の子だし
おマセしゃんだから
聴いてみたんだよ。🦜
「そうしたらね、赤い顔で
無言のまま
僕を、白眼視して
飛んで行ったんだよ。」🦜
(なるほど)
✣愛言葉。は
口で話す、
言葉では
無くて、🦜
【以心伝心。】
❝心と心で、伝える言葉。なんだね。❞
(友達。)🦜
あのね
僕は・・・ね。
静かに物思いに
耽るのが
好きなんだよ。🦜
(でもね)
「友達なら
沢山居るんだよ。」
・雲雀しゃん。
・田雲雀しゃん。
・四十雀しゃん。
・山雀しゃん。
✣一番綺麗な
友達なら、
孔雀しゃん、かな。🦜
✣珍しい
友達なら
金糸雀しゃん、かな。🦜
《カナリヤ》しゃん、
の方が解りやすいね。🦜
【でも、一番の仲好しは
・娘すずめ、しゃん、
なんだよ。
女の子の、せいも
有るけどね。】
❝怒ると、一番怖いけど
其れは、内緒にしてね。❞
(行かないで。)🦜
僕が・・・ね、
何時も傍に
居て欲しい。🦜
・優しい、叔父さん。の
お家が建て替えで、🦜
・家が出来あがるまで
しばらく
会え無いんだよ。🦜
・僕は寂しいし、
行かないで欲しいんだ。🦜
(でもね。)
「新しい、お家にはね
僕が、自由に出入り
出来るお部屋が
有るんだよ。」🦜
✣今度のお部屋はね
今迄の狭い
お部屋と違って
とても広いんだね。🦜
✣だから
今度・・・
娘すずめ、しゃんと
一緒に遊びに行って
叔父さん、に
紹介するんんだよ。🦜
【これは、まだ 叔父さん。
には、内緒にしてね。】
《きっと、びっくりよ。》
たぶん。
(どこまでも続く青い空。)🦜
僕は・・・ね、
青い空に
深い思い出が
有るんだよ。🦜
(それはね)
「僕が、始めて飛べる
様に成ってからね。🦜
どこまでも続く空を
遊び飛んで、疲れて
お家に帰る時に、🦜
・道に迷って
行き倒れに、成った
人間、しゃん。を
見つけたんだよ。」🦜
✣どうしましたか。と
聞いたら、道に迷って
困って居ると
言うんだね。🦜
✣だからね、
僕が、道案内して
あげたんだよ。🦜
《そしたらね。》
【お礼に、《カステラ。》と、
言う名前の食べ物を
貰ったたんだけど其れがね。
・僕の、食べた事の無い甘くて、
不思議な味に、
感動して・涙が出たんだよ。】
❝あの味は、一生忘れられないし
神様にも、褒められたんだよ。❞
(もう一度食べたいな〜。)