(踊るように。)🦜
僕は・・・ね
普通の 鳥しゃんと
違って
(ピョン。ピョン。)
と
踊る様に、
歩くんだよ。🦜
(だからね。》
「僕の、歩く姿から
踊りを
作ったんだけど。」🦜
・それが
なかなか、難しいんだね。🦜
✣だから
僕が、先生に
成って
教えて、居るんだけど。🦜
【僕も、上手く
踊れ無いんだよ。】
❝今度、上手くなったら
一緒に、踊ろうね。
・約束だよ。❞
(時を告げる。)🦜
あのね。
みなしゃん・・は
朝の時を
告げる、鶏は
・ニワトリ、しゃん、
だと
思って、いるよね。🦜
(でもね。)
「雀、はね、
日の出の
15分前には
目覚めて居るから、
ニワトリ、しゃん
より早起きして
いるんだよ。」🦜
✣でも、体が
小さいから
あんな、大きな
鳴き声は
出せ無い。🦜
【拡声器が、有れば
みんな、早起きに
なるんだけどね。】
(貝殻。)🦜
あのね。
僕の・・・ね、
お爺しゃん
から
聴いた、話しなんだ
けどね。🦜
(雀と蛤の
模様が、
似ているから。)
「古来、中国では
雀と蛤は
同じ、生き物で、
・夏は、すずめ。
・冬は、蛤。
だと。
信じて居たんだね。」🦜
✣僕が・・・・・。
蛤に、成る。🦜
【そんなの、そんなの。
絶対に、嫌だからね。】
❝そんな事に
成ったら、将来
娘雀しゃん、と
暮らせなく成る
じゃ、無いか。❞
(きらめき。)🦜
あのね。
僕・・・不思議な
すずめ、を
見たんだよ。🦜
・羽根が
素晴らしく
きらめいて、
・僕をね
優しい、眼で
見つめるんだよ。🦜
(不思議に、思ったから
何が用ですかって
聴いたんだね、)
・そしたら雀が
言ったんだ。
「こんなに
小さな、時が
有ったんだ・・。
・僕は、翼だよ。」
✣未来の、僕は、
時空を飛ぶ能力を
身に付ける事が
出来たんだね。🦜
(些細な事でも。)🦜
此の前
娘雀しゃん、と
喧嘩してから
・僕も
しばらく
哀しかった
(だからね。)
「以前、
優しい叔父さん、が
くれた。
・アンパンに、
付いてた、
《ケシの実。》を
持って仲直りを
したんだね。」🦜
✣ケシの実は、
二つ付いてたから
1つずつ、食べた。🦜
【とても、美味しかったし
すごく幸せな味だった。】
❝娘すずめ、しゃんは
やはり、可愛いな。❞